東京都の墨田区と台東区の間を流れる隅田川では、毎年夏に日本でも最大級の打ち上げ数を誇る一大花火大会が開催されます。それが隅田川花火大会です。
毎年多くの地元の方や各地から訪れた観光客で、大変な賑わいを見せています。
近年は東京スカイツリーの開業もあり、日本を代表する2つの観光が同じ場所でできるこの隅田川花火大会は、ますます人気があがっています。
人気が高まりすぎて大勢の人が押し寄せており、なかなか良い場所での花火鑑賞は難しい状態ですので、ちょっとした場所取りのコツを覚えておきましょう。
隅田川花火大会での場所取りのコツ
毎年多くの来場者で賑わうこの隅田川花火大会は、その来場者の多さゆえに、なかなか落ち着いて鑑賞することが難しい側面があります。
かなり大勢の人が歩いているので、立ち止まって花火をじっくり鑑賞することが難しいと言うわけです。
なので、花火大会の当日に電車を使って浅草の駅で降り、散策しながら良い眺めのいい場所をとろうと思っても、きわめて難しいものがあります。
良い場所取りのコツとしては、もちろんなるべく早い時間に会場を訪れることが一番単純で確実な方法ですが、この場合でも気をつけることがあります。
それは、どんな花火をどの角度で見るかということです。花火にも色々な種類があり、打ち上げられる場所もさまざまです。
そのため、まずは見たい花火を決めます。その上で、自分の狙いの花火がどこから打ちあがるかを、事前に調べることも重要なんですよね。
たとえば、水中を彩る金魚花火などが見たいのなら、コツとしては川辺に近い場所取りが有効ですし、打ち上げ花火をメインに考えるなら、仰角45度で見える位置が見ていて疲れない場所なのです。
特に好みがないなら、単純に人が少なめな汐入公園を目指すのがいいと思いますよ。
隅田川花火大会の場所取り 隅田公園の場合
花火大会のメイン会場の一つでもある隅田公園の場所取りには、多くの方が相当苦労しています。前日やそれ以前から場所取りをする方がいますが、あまりにも早い場所とりは禁止されていますので注意しましょう。
花火大会の当日になると、隅田公園は特に人気があることから、既に大勢の方が場所取りを終えていますので、まとまった広い場所を取ることは非常に難しいです。
それでも、2人程度ならばシートとシートに隙間がある場合もありますので、並びかた次第では鑑賞は可能です。あきらめずにチャレンジしてみるのも手ですよ。
座って鑑賞がしたい場合は付近の他の公園を廻る方法がありますし、隅田公園を歩きつつ場所を少しずつずらして行きながら眺めるほうが、色々な場所から打ちあがる花火をストレスなく見られますのでお勧めです。
隅田川花火大会の場所取り 汐入公園の場合
隅田川花火大会はとにかく打ち上げ数が多く、打ち上げ場所も広範囲にわたっています。そのため、隅田公園などといったメイン会場以外にも周辺に散らばる公園などにおいて、十分に花火を鑑賞できる場所が多く見られますよ。
なので、少し探せば場所取りに苦労することもありません。もちろん、駅から離れると人の数も減りますので場所取りはカンタンになりますが、その分見える花火の大きさも小さくなってしまいます。
小さく見える花火もそれなりに風情のあるものですが、やはり豪快な音と鮮やかな発色が花火の醍醐味です。そこで、おすすめな場所が汐入公園です。
汐入公園は、南千住駅から600メートルほどの距離にある公園です。ラクに歩いていけますし、隅田川に程近く絶好の鑑賞ポイントです。
また割とキレイなトイレもありますので、浴衣を着ていてもイヤな思いをすることもないですよ。
まとめ
東京都の隅田川沿いで開催される隅田川花火大会は、日本最大級の花火大会といわれるだけあって、その打ち上げ数の多さも目を見張るものがありますが、新作花火や創作花火を打ち上げることでも知られています。
2017年は7月29日(土)に開催予定ですので、それまでに雑誌などを購入するか立ち読みをして、そういった新作情報をある程度前もって得ておくことも、通なポイントとなりますよ(*^-^)
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