パナソニックの脱臭ハンガー「MS-DH100-K」は、従来のハンガーの常識を覆す画期的な商品です。ナノイーXを搭載することで、衣類の気になるニオイを分解して脱臭します。
汗のニオイはもちろん、タバコや焼肉のニオイも解消してくれるので、毎日スーツを着用するビジネスマンやオシャレに敏感な女性の方に最適です。
とはいえ、やはりネックなのはそのお値段!本当にこの価格に見合った効果があるのか、1年間ガッツリ使ってみたのでレビューします。
脱臭ハンガーのレビュー!我が家の評価は?
ズバリ、昨年買ってよかったものベスト5に入るほど重宝しています!我が家とカブる脱臭事情があるなら、購入を考えてみてもいいんじゃないでしょうか。
脱臭ハンガー購入のきっかけ
夫婦ふたりともタバコを吸わないのですが、飲み会の席だったり、スロットを打ちにパチンコ屋さんへ行くため、けっこうタバコ臭に悩まされていました。
また、焼き肉好き夫婦だけど部屋が臭うのがイヤで、焼き肉は外食でと決めているのですが、さすがに髪や服にはニオイがついてしまいます。
洗えるものは即お洗濯しますが、冬場のジャケットやコート類は家で洗えないため、クリーニング代をケチってファブリーズなどで済ませていました。
が、夏場の麻やシルクなどのデリケートな素材の服は、ファブリーズも心配なので、結局はクリーニングに出すか、ニオイがつきそうな場へは着ていかない、というおかしな状態に。
そんな感じで長年やり過ごしてきましたが、ダンナ様のお気に入りの冬のジャケットが、クリーニングに出したら断られるという事態に・・・。
何度かお願いしていたし、今回も一旦は受け付けてくれたのに、「タグが洗濯禁止だったので工場から戻ってきました」と言われて返されてしまったんです。
クリーニングできないと、ファブリーズだけじゃニオイがスッキリ落ちません。洗えない服の消臭ということで、見つけたのがパナソニックの脱臭ハンガーMS-DH100-Kでした。
脱臭ハンガーの使い方は?
この脱臭ハンガーには二通りの掛け方があり、ニオイの種類に合わせて使い分けることができます。
内側に付着した汗のニオイなどを解消したい場合は、ハンガーのみで使用します。タバコや焼肉などの強いニオイを何とかしたいときや花粉を抑えたいときは、付属品の衣類用カバーをかけて使います。
めんどくさがりやの私たちには、
- 着ていた服をハンガーにかけて
- 衣類用カバーを上からかけて
- ACアダプターをコンセントに差して
- 電源ボタンを押す
というカンタンさもかなり魅力的!
電源は勝手に切れるので、そのままにしておけばOKです。切れてることに気づいたら、ニオイがなくなっているかクンクンと確認して、クローゼットにしまいます。
脱臭ハンガーは洋服にフィットする形状に設計されていますから、男性のスーツだけでなく女性のブラウスやジャケット類にも使用でき、人が着ている状態に近い形を再現してくれます。
使わないときは、普通にハンガーとして使っていても大丈夫です。厚みがあってしっかりしているので、型崩れの心配もありません。
脱臭ハンガーの電気代はどのくらいかかる?
一般的なハンガーと違って電気を使用するため、毎日のことだと電気代も気になるところですよね。
しかし、電気代は1回の使用でわずか1円以下!
安く抑えられますから、けっこう経済的なのです。
具体的に言うと、通常モードで約5時間運転した場合の電気代は約0.61円となり、ロングモードで約7時間運転した場合でも約0.85円しかかかりません。
クリーニングはもちろん、洗濯するコストよりずっと安く済ませることができますね。
脱臭ハンガーの運転音はうるさい?
帰宅後に使用することが多いので、ワンルームだったり寝室で利用する場合は運転音も気になるでしょう。
約35dBという低騒音設計になっているため、夜間に使用してもそれほど運転音は気になりません。我が家は寝室で使っていますが、加湿空気清浄機とともに使ってもどちらも気にならず、ぐっすり眠れています♪
小さな物音も気になる神経質な方は、モバイルバッテリーを使って普段衣類を収納するクローゼットの中にかけておけば、扉を挟むので気にならなくなるかもしれません。
モバイルバッテリーは、スマホを利用されている方なら持っていると思いますが、それを使うことができますよ。
脱臭ハンガーのナノイー効果はどれほど?
実際に使ってみると、一日パチンコ屋さんにいたタバコ臭は、ロングモードの8時間運転をすれば、気にならないくらいまでなくなります。
焼き肉の場合やイタリアンや台湾料理などでのニンニク臭などは、標準モードの5時間で臭わなくなります。
このハンガーがあるというだけで、炉ばた焼きとか炭火焼き鳥とか、多少の煙を浴びてもへっちゃらになったのは気分的にも爽快です。(どれも我が家の場合です)
消臭スプレーよりも格段に嫌なニオイが消えますし、ドライクリーニングに出す手間もなく、出す頻度もグンと下がりますので、しっかり使えば元はラクラク取れますよ。
特に冬のダウンジャケットやカシミヤコートなどを持っているなら、かなりその恩恵に預かれることでしょう。
脱臭ハンガーの効果のワケは?
このハンガーの最大の特徴は、襟用に2箇所、肩用に2箇所、脇・袖用に2箇所、背中・胸用に2箇所と、合計で8箇所もの吹出口が設置されている点にあります。
電源を入れると吹出口からOHラジカルがたっぷり含まれているナノイーXが放出され、ハンガーに掛けた衣類のニオイの付着している繊維の奥までしっかり入り込んで脱臭効果を発揮します。
しかも、花粉まで抑制してくれるんだとか。(我が家は花粉症じゃないので、その効果の程は確かめられませんが・・・)
ナノイーXはサイズがおよそ5nmから20nmと小さいため、繊維の奥まで入ることが可能です。水でできた粒子ですから、脱臭スプレーと違って衣類に影響を及ぼすことがないのも安心。
パナソニック(株)プロダクト解析センターによる脱臭効果や花粉(スギ)のアレル物質抑制効果の試験結果は、パナソニックのサイトで確認することができます。
また、amazonの商品紹介欄からもチェックできます。
>> パナソニック 脱臭ハンガー ナノイーX搭載 ブラック MS-DH100-K
脱臭ハンガーのズボン対応ならMS-DH210を待って!
タバコや焼き肉などのニオイ消しにバッチリ使える脱臭ハンガーで、我が家ではほぼ毎日のように出番があるのですが、2つほど残念なところがあります。
- 上着にしか使えない
- 洋服カバーが短い
座敷の居酒屋などで飲んだ後だと、ジャケットだけでなくズボンにもタバコ臭がつくものです。ところが、このハンガーは上着をかけることしかできません。
布団用の洗濯ばさみでムリヤリ止めて使おうと思えば使えますが、洋服カバーがジャケットサイズなので、下からはみ出してしまいますし、スマートじゃありません。
ズボンやスカートに関しては、そういった声も多かったようで、MS-DH100-Kの後継版としてMS-DH210-Kが2018年の9月20日に販売となります。
>> パナソニック 脱臭ハンガー ナノイーX搭載 ブラック MS-DH210-K
初期モデルを私は当時17,390円で購入しましたが、現在は価格が下がって13,000円ほどです。ズボン対応のDH210は、23,500円ほどで予約開始していますので、ちょっとお高いですね~。
もし、営業で外回りなどをしていらっしゃる方で、ズボンやスカートもしっかり消臭したい!というなら、高くてもDH210の方が使い勝手がいいでしょう。
ボトムスはいいから、ジャケットやコートを消臭したいというなら、初期タイプで十分です。
そうそう、洋服カバーが短い件ですが、ワンピースやコートを消臭したい場合は、100均にある不織布の長いカバーで代用するのもいいかも。(我が家は短いまま使っていますが。)
まとめ
パナソニックの脱臭ハンガー「MS-DH100-K」の我が家のレビューをまとめてみました。ナノイー効果はけっこうなもので、特にタバコや焼き肉のニオイを手間なく取るならピカイチです。
夫婦ふたりでしっかり使うと思い、我が家は2個買いました。
ですが、私は専業主婦。休日のお出かけ後に使う程度で毎日使うこともなく、二人で出かけたときも交代で使えば済むね、ということで、1個は親につかってもらうことに。
そちらの家も義父だけが働いているので、やはり1個あれば十分だそうです。
まずは1個使ってみて、足りないと感じるなら増やせばいいのではないでしょうか。もしくは、ズボンが使えるMS-DH210と使えないMS-DH100を1個ずつというのもいいかもしれませんね。
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