数年前、フィギュアスケートの高橋大輔選手が足のケガをした際、ここの絵馬を持っていた映像が紹介され、ちょっとした話題になったのが京都の護王神社です。
この神社は足腰の怪我や病気にご利益があり、全国から参拝者が訪れています。高橋選手のファンの方々が、回復祈願のため一時は殺到したという話もあります。
毎月21日には、本殿での祈願祭の後に後千度車を回して足腰の大御守りをくぐり、足腰の健康安全を祈る足腰祭が斎行されます。
護王神社の入り口には、狛犬ではなく狛猪のシンボルがあります。一生懸命足を伸ばしてる様が可愛いなぁ、と思うのは不謹慎かしら・・・
護王神社へのアクセス方法
京都駅からなら、地下鉄烏丸線に乗り、丸太町駅で下車します。2番出口を出て左へ烏丸通沿いを道なりに歩いて行くと、およそ7分ほどで到着します。
道路の反対側が京都御苑ですので、迷うことなくたどり着けますよ。
市バス51系統の烏丸下長者町で降りると、ほぼ目の前が護王神社です。しかし、51系統は京都駅からは乗れません。
北野天満宮 立命館大学行き/烏丸御池 四条河原町行きのバスなので、阪急で京都へ来るのなら、烏丸駅や河原町駅のバス停から利用できます。
護王神社のご利益について
護王神社では、一般的な家内安全・商売繁盛・交通安全などの祈願ももちろんできますが、特記すべきなのがこちらの御利益です。
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- 足腰の健康・病気怪我回復
- 厄除け・災難除け
- 亥年生まれの御守護
- 子育て・子供の成長の御守護
- ぜん息封じ
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和気清麻呂公命(わけのきよまろこうのみこと)とその姉である和気広虫姫命(わけのひろむしひめのみこと)をお祀りしているのが護王神社です。
和気清麻呂公(わけのきよまろこう)は、戦前には十円紙幣にもなっている人物で、和気広虫姫は保育や社会福祉に対する情熱が子育明神として仰がれている方です。
清麻呂公は平安京の建都に貢献されたとして、孝明天皇により功績を讃えられ「護王大明神」の神号が贈られました。護王神社の名前は、そんなところからきています。
その和気清麻呂公は、都から九州へ流されて向かった際、足の腱を切られて立つこともできない状態でした。
しかし、どこからか現れた300頭もの猪に守り案内され、無事にたどり着けて歩けるようにもなったという故事から、特に足腰の守護神と仰がれています。
護王神社のお守りの種類
護王神社の神符守札授与所が開いているのは、午前9時~午後5時までです。お守りを買い求めようと思っているなら、この時間へ行くようにしましょう。
御神札・お守りの種類
- 足腰の神札
- 1,000円
- 足腰の袋お守り
- 1,200円
- 足腰の鈴お守り
- 1,200円
- 足腰の根付け袋お守り
- 1,200円
- 腰の根付けお守り
- 1,000円
- 足の根付けお守り
- 1,000円
- 腰の袋お守り
- 700円
- 足の袋お守り
- 700円
- 勝歩(しょうぶ)お守り
- 1,000円
- 健脚お守り(緑)
- 1,000円
- 官職お守り
- 700円
- 水晶お守り
- 1,200円
できれば出向いてお参りして買いもとめるのが一番でしょうが、遠方だったり身体の具合の都合で行けない場合は通販も可能です。まずは電話で問い合わせてみてください。
[su_note note_color=”#fee9f0″ text_color=”#181e19″]〒602-8011
京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385 護王神社社務所
075-441-5458(9:00~17:00)[/su_note]
余談
私は家族5人で護王神社へ足腰の祈願に行きました。
私:腰椎椎間板ヘルニア。外反母趾。
夫:バスケによる腰痛・膝の痛み
義父:下肢静脈瘤
義母:大腿骨骨折
実母:座骨神経痛
全員が、何かしら腰か足に不安を抱えているんですw
けれども考えてみれば、加齢による足腰の衰えとなると、誰にでも当てはまることですよね。ある程度の年齢になったら、行っておくのもいいんじゃないでしょうか。
ちなみに、同行の家族は4人とも足腰の根付け袋お守りにしましたが、私は悩んだ末に足腰の袋お守りを選びました。
根付け袋お守りの方が小さくてカワイイのですが、お財布に入れて持ち歩きたいため、鈴がついてない方がいいからです。結果、お財布がけっこう分厚くなってます・・・
小さい方を買って、鈴を外せば良かったのかなぁ?(;・∀・)
コメント
コメント一覧 (2件)
伯父がヘルニアになり、お守りを送ってあげたいです。
腰のお守りを購入したいです。
当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。
伯父様も喜ぶと思います(^^)
直接行けるなら自分で選び、行けないのなら送ってもらいましょう。
護王神社の社務所へ問い合わせてみてくださいね。
075-441-5458(9:00~17:00)