芸能人格付けチェックというテレビ番組で、哀川翔さんのひどすぎる神社参拝方法を見て、ひととおりの参拝マナーを覚えないと恥ずかしいもんなんだな、と背筋が伸びました。
神社へ参拝する際、キチンとお参りしている方を見ると、カッコいいなぁ、と思うのですが、自分はなかなかあんなにキビキビとは動けません。。。
先日、護王神社へ行った際にも鳥居の前での一礼を忘れましたし、作法を覚えても身体に染みこんでないと、いざという時に出てこないものですね。
というわけで、神社へ行く際の鳥居のくぐり方や手水・参拝の仕方、生理中の女性は神社へ行ってはいけないという女人禁制の話やその理由などをまとめました。
神社のお参りの仕方をおさらい
頭の中で一連の作法を思い浮かべながらお参りすると、とってもぎこちない動きになってしまいそうですが、これだけ知っていれば十分です。
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- 鳥居のくぐり方 入る際は手前で一礼、帰りはくぐってから一礼
- 参道の歩き方 端を歩く
- 手水で洗う順番 左手 ⇒ 右手 ⇒ 口 ⇒ 左手 ⇒ ひしゃくの柄
- 参拝の仕方 一礼 ⇒ あれば鈴を鳴らす ⇒ お賽銭 ⇒ 二拝二拍手一拝
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改めて動画をチェックしてみると、とってもカンタンなんですよね!
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ああしてこうして・・・となるよりも、鳥居を見たらこう、手水を見たら、賽銭箱を見たら・・・と条件反射のように動くことができれば、こちらのモンでしょう。
まぁ、年に一度の初詣にしか行かないとなると、あの人混みでお作法通りに参拝する方が難儀ですがw
さらに、柏手を打つときは右手をちょっと引いてずらして、音が良くきれいに鳴るようにするとか、お辞儀は90度で行うとか、細かい作法はまだまだ挙げられます。
けれども、基本をおさえておけば、恥ずかしい思いをすることはありません。
生理中の神社参拝について
中学生の頃、生理中にお風呂へ入ってはいけない、ラジオ体操もなるべく休みなさい、なんて言われました。
が、今では生理中のお風呂は身体を温めてくれるし、軽い運動も血行促進効果があると言われていて、むしろ推奨されている感があります。
生理中の女性は神社を参拝してはいけない、というのも、そんな感じの昔の話ですね。
生理中の女性や産褥中の女性が、神聖とされる場所(神社の境内など)に入ることや、神聖な物(御輿など)に接触することを禁止するタブーが古来よりある。
本来は、女性だけでなく、生傷を負って流血している男性が神域に入ることや、神域での狩猟なども同様な理由で禁止されている。
by.wikipedia
けれども、神前結婚式をする新婦さんや参列者の女性、女性神主や巫女さん、もっと言うなら痔病の男女すべての参拝を制限するなんて、聞いたことありません。
昔は完全にダメだったことなのかも知れませんが、衛生用品等も進化して漏れることもなくなり、そんな風習も薄れてきたのでしょう。
女人禁制の理由は?
一般的な神社では、血を穢れ(けがれ)として忌み嫌っていると言われています。
「穢れ」は「気枯れ」からきているという説もあり、血の気が引く、という言葉などからも分かるように、元気がないとか魂から気が抜けているという状態を指し、そんな姿で神様の前に出るのは失礼であるという意味です。
しかし、女性を不浄ととらえて接触を禁止しているのは、神様だけではありません。
江戸時代には解禁されましたが、富士山も女性は禁止でした。立山や比叡山も明治までは禁止でしたし、今でも女人禁制の山は存在します。
さらに、祇園祭では巡行の先頭に立つ山鉾である長刀鉾が女の立ち入り禁止ですし、岸和田だんじり祭では曳くのはいいけど乗るのはダメだったりします。
有名なのは、大相撲の土俵にも女は上がれませんよね。
私はムエタイ経験をしに行った男性についていったことがありますが、練習が終わってドリンクを持っていった際、みんながリングの端に腰掛けていたので、一緒に座ろうとしたら、全力でその場にいた全員に止められました。
女はリングに触れるな、と後からめっちゃ怒られました。先に教えて欲しかったけど、今でも世界各地にそんな場所があるということでしょうね。
まとめ
仏教とか神道だからそんな風習があったのかと思いきや、あのオックスフォード大学も、昔は女人禁制だったことがあるんですよ!
しかし、昔は初潮を迎えると、お赤飯を炊いてお祝いしましたよね。それなのに、一方ではそれを不浄とする風習。よくよく考えてみると、矛盾するヘンなことです。
とにかく、今は気にしないで参拝すればいいと思いますが、おばあちゃんと一緒だと「塩を持って行きなさい!」と言われることも。
そんな場合は、白い小さな紙に塩を包んでポケットにでも忍ばせておけばOKです。あくまでも気持ちの問題ですから(*^-^)
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