隅田川花火大会は、隅田川河川敷で毎年7月の最終土曜日に行われています。8月に行われる東京湾花火大会や江戸川区花火大会とともに東京三大花火大会の1つです。
隅田川花火大会は、言わずと知れた東京の夏の終わりの風物詩とも言えるかなり大きなイベントですが、テレビでも生中継がされるほど毎年話題になる花火大会の一つです。
隅田川花火大会を近くで見ようと、当日は毎年100万人近くの来場者が見込まれ、会場近くはかなりの混雑状態となります。花火好きな人は、周辺のマンションを購入するほどの人気ぶりなのです。
花火は見たいけど人混みは絶対イヤ!という人のための、穴場スポット3選をご紹介します。
隅田川花火大会のスポット 浅草編
花火の打ち上げ場所は2か所あり、第1会場と第2会場があるのが特徴です。第1会場への最寄り駅は浅草駅、第2会場の最寄り駅は蔵前駅です。
一番近い言問橋は、花火見物の定番スポットですが、毎年混雑していますので、打ち上げ会場から少し離れると混雑も緩和され、ゆっくりと花火大会が見物できます。
浅草はビルが多いので、穴場スポットを見つけるのはビルの間から花火が見られる場所を見つけることです。
その場合は、会場に早めに到着して事前に穴場を探しておく必要がありますので、時間に余裕を持って出かけましょう。
隅田川花火大会のスポット お台場編
花火大会の会場のすぐ近くまで行くと、あまりの混雑で足の踏み場もないということもあり、ゆったりとした気分で花火をみることができないケースも多いものです。
そこで、くつろいで楽しく花火を見るためのおすすめスポットとして挙げられるのがお台場です。
隅田川からは距離があるものの、お台場は特に高層ビルなどでさえぎられていないスポットも多いために、お昼くらいから仲間内でワイワイと場所取りをしてみるのも楽しいですよ。
それほど隅田川花火大会の見物客が殺到するということもありませんが、お台場自体が観光地のひとつでもありますので、土日となるとそこそこ人は多めです。
夕方になってからお台場へ直行したとしても、既に座って見られないということもあるので早めに行っておきましょう。
隅田川花火大会のスポット 新宿から見られる?
隅田川花火大会をどこで誰と観るかは、毎年のように悩んでしまうという人もいらっしゃるでしょうが、混雑を避けながら花火が見られるスポットというものが、都内のあちこちに点在しています。
たとえば、浅草駅から歩いて3分の所にある、浅草小学校脇の公園から花火が見ることができます。右手にスカイツリーのライトアップ、左手に第1会場の花火を見ることができ、両方楽しむことができる穴場スポットのひとつです。
また、南千住駅から歩いて15分のところにある汐入公園は、会場からやや離れていますが、花火はちゃんと見ることができます。座って見たい人やカップル、家族連れで花火を見るのに適しています。
実は、新宿からでも遠くて見れないということはなく、新宿にある超高層ビルの上から眺めることも可能なのです。
さらに、六本木ヒルズや東京タワーなどの展望スポットからも花火を見ることができるため、会場近くにこだわらなくてもいいかも知れませんね。
まとめ
隅田川花火大会のルーツは、江戸時代に大飢饉とコレラの流行によりたくさんの死者がでたことで、慰霊と悪霊退散を祈願する目的として始まりました。当時は現代と違い、花火は20発位でのんびりしていたようです。
今では東京湾大華火祭や江戸川区花火大会とともに東京3大花火大会のひとつに数えらるほどになり、2つの会場で合計2万発以上の花火が打ち上げられるほどの規模になっています。
同時に花火コンクールも行われていますし、大勢の人が隅田川花火大会の見物に訪れ、隅田川周辺は毎年大混雑しています。
近場で見るのもいいでしょうが、ちょっと離れた場所から見てみるのも、人混みストレスがなくていいんじゃないでしょうか(*^-^)
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