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秋田のお土産でお菓子を買うなら? 人気がある品や空港調達なら

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秋田のお土産でお菓子なら何を選ぶ?

北東北のひとつである秋田は、日本海側の貿易都市として1300年以上の歴史を誇り、戦国武将佐竹氏の本拠地として栄え、桜の角館や田んぼアートの田舎館村が有名な景勝地です。

秋田のお土産でお菓子なら何を選ぶ?

そんな秋田の名物と言えば、いぶりがっこ、きりたんぽ、あきたこまち、稲庭うどんなど、色素の薄い美味しい食べ物が主流ですし、米どころということで日本酒土産も多くあります。

初めての秋田に立ち寄ったものの、どんな所の何が美味しいのわからない・・・という方に向けて、さまざまなお土産の中から厳選したものをピックアップしてみます。

目次

秋田のお土産でお菓子なら何を選べばいい?

秋田には、夏の時期に観光客が必ず食べるお菓子があります。それがババヘラアイスです。ババヘラアイスは、おばさんが押すワゴン車の中からコーンにヘラでよそう行動からそう名付けられました。

秋田市内では不二家のミルキーのババヘラアイスバージョンが販売されており、アイスの状態はもちろんのこと、ババヘラミルクケーキやアイスガムなどはお子様に大人気の商品となっています。

他に、長い歴史を持つ名物お菓子にはどんなものがあるかというと、秋田銘菓として有名な金萬は、同名の株式会社金萬の製造販売する大判焼のようなお菓子です。

ホットケーキ風(カステラ生地)の厚みのある生地で白あんを包んだ一品で、表面には金萬の印が押されています。日持ちは、パック包装のもので10日、生の状態では3日ほどです。

また、定番の和菓子と言えばもろこし(諸越)ですね。岡田製菓や杉山壽山堂など、秋田県の長い歴史を持つお菓子屋さんが伝統的に作ってきたお菓子で、基本的にらくがんと同じです。

このもろこしを発展させたことで有名なのが、唐土庵の「生もろこし」です。もろこしは材料を混ぜて型で形を作り、乾燥させて水分を飛ばしさらに焼いたお菓子です。

しかし、この生もろこしは型入れまでして、まだ水分を飛ばしていない状態で製品化したもので、もろこしが苦手な方の感じる、乾燥してパサパサしている食感がなく、しっとりとしていて食べやすいことが特徴です。

どれも、秋田駅周辺にある商業施設、角館などで買うことができるお菓子ですので、お帰りの際は駅で探してみて下さいね。

秋田のお土産で人気があるものといえば?

通年人気のものを挙げるならば、日本一細いうどん「稲庭うどん」「いぶりがっこ」「日本酒」、冬はこれに加えて「きりたんぽ鍋セット」でしょう。

稲庭うどん

稲庭うどんは、江戸時代より続く秋田(出羽の国北部)の贈答用生産物として長い歴史があります。うどんなのに、つるっとしたのどごしが清涼感を呼び、そうめんでは得られない満腹感を感じられます。

今でこそ、秋田はブランド米あきたこまちの産出量日本一の米どころですが、米の品種改良(寒冷地でも育つように遺伝子操作する)が行われた明治時代までは作物のあまり実らない地域でした。

しかし、江戸時代も旅人や将軍家への献上品という名目で特産物は開発され、その中で生まれた贈答用食品が、米が実らない場所でも生育する小麦粉から作る稲庭うどんでした。

稲庭うどんはあくまでも贈答用として生産されてきた歴史を持つため、秋田の家庭で調理されることはめったになく、しいてあげれば来客の時のみだそうですよ。

贈答用製品ということで小分けでの販売はあまり多くないので、少人数のご家庭に買っていくことを躊躇される方もいるかもしれません。

しかし、そうめん、春雨、ビーフン、ラーメンなどの代用にもなるため、家庭料理の幅を広げる良い機会となるかも、という説明をつけてあげると喜ばれると思います。

きりたんぽ鍋セット

次に人気のあるお土産が、きりたんぽ鍋セットです。きりたんぽは、秋田特産の比内地鶏と野菜を炊き込んだ鍋と共に、木の棒に棒状に成型して焼いた米の塊です。

本来は味噌をつけて頂くのがこのきりたんぽの始まりですが、比内地鶏の旨みが詰まった野菜汁に少し浸しながら食べると体も心も温まります。

秋田の地酒

秋田は明治時代以来の米どころで、秋田県の県境にはたくさんの山があり、山からの美味しい水に恵まれたため、美味しい地酒も数多くあります。

例えば両館酒造の両関雪月花、小玉醸造の太平山の天功、秋田銘醸の爛漫、天寿酒造の天寿鳥海山、秋田酒類製造の高清水が有名な日本酒です。

日本酒初心者、愛好家の両方に人気があるのは、秋田酒類製造の高清水です。御神酒(おみき)として、多くの神社でも使われる口当たりが水に近い逸品ですよ。

秋田のお土産を空港で買うなら何がいい?

秋田空港の中には、お土産広場として「あ・えーる」があり、秋田名物なまはげが2体登場して旅行客を歓迎しています。

このあ・えーるでは、秋田県中のさまざまな特産品とお土産を販売しており、さきにご紹介した稲庭うどんだけでも、90種類ほどの製品が販売されています。

また、日本酒も「秋田地酒めぐり」という30ミリリットルの日本酒が5種類セットになったものが販売されているため、買いやすくバラマキ土産にも使えますよ。

お菓子も、金萬、もろこし・生もろこしなどもちゃんと販売されていますが、やっぱりここで買いたいのがババヘラアイスキャンデーですね。

新幹線より早く目的地に到着する飛行機なら、新幹線ではなかなか持ち帰ることのできない要冷凍のお土産も購入できるかもしれません。冷凍庫に入れられるまでの時間を逆算して、ぜひ持ち帰ってみてください♪

まとめ

なかなか自分では購入しないものをお土産でもらうと嬉しい、ということから考えると、やっぱり秋田土産に稲庭うどんは欠かせないのではないでしょうか。

乾麺なら日持ちもしますし、うどんつゆも一緒になった商品なら、一人暮らしの男性でもインスタントラーメン感覚でお料理が可能だと思います。

また、地酒をチョイスしたとしても、日本酒の場合は口に合わなければ料理酒として使えるため、ムダになりません(笑)

せっかくなので、「秋田へ行ってきました」まんじゅうやおせんべいなど、無難なものに逃げず、名産品をお土産に選んでくださいね。

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