お通夜やお葬式のお知らせというのは、ほとんどがある日突然届くものです。普段、ちょっと派手めのジェルネイルをしていると、かなりアセりますよね。
葬儀の場で失礼にならない程度にジェルネイルを隠す方法と、実際にやってみた手順を、写真を交えてご紹介します。ジェルを施している方は、参考にしてくださいね。
葬儀でネイルを隠すには?
普通のマニキュアを使ったネイルなら、コンビニに売っている除光液でもササッと落とすことができますが、ジェルネイルはそういうワケにはいきません。
今日の夜とか、明日の朝一番、に通夜や葬式に出席して欲しいと言われた場合、ネイルサロンの予約が取れなかったり、開いてない時間だったりすることは往々にしてあります。
しかし、ジェルネイルを自分で落とすのが難しいと知っているのは、若い人や経験者だけで、ジェルネイルをしたことがない人やお年寄りにとっては、マニキュアとの違いなんてわかりません。
そのままのネイルで参列しようものなら、「どうして落としてこないの!」と、人によっては追い出されたり、怒られたり、常識を疑われることは間違いありません。
葬儀用の黒い手袋で隠せばOK、ということを説明しているマナー本もありますが、芸能人や皇族でもあるまいし、と気になるところです。実際に、今まで出席してきた中で、手袋をしている人に出会ったことがありません。
焼香の際には手袋を外す必要があり、親族の視線が集まります。手袋を外した爪先が真っ赤だったりしたら、ギョッとされると思います。
さらに、親族の立場なら、一緒にお茶をしたり会食をしたりする必要もあります。その時に手袋をしたままとなると、完全なマナー違反となりますので、外すしかありません。
結局、手袋は実用的ではない と言えるんじゃないでしょうか。
その他の手段をとるなら、やはりネイルそのものを隠す方法でしょう。ジェルネイルをやるなら事前に準備しておきたいグッズと、今すぐ隠したい緊急時の方法を次に挙げてみます。
ジェルネイルを隠す方法 緊急の場合
後述のように事前の準備ができていれば、緊急事態が発生してもなんら問題はないでしょうが、そうでない場合はとにかく今すぐ何とかしなくちゃいけません。
コンビニや100均、ドラッグストアなどへ駆け込み、マットなベージュとホワイトのネイルを各1本ずつ調達しましょう。ラメやツヤがないものをチョイスします。
できるだけ濃い目の発色をするベージュのマニキュアが見つかればベストですが、サンプルがない場合がほとんどなので、その見極めが難しいと思います。
ホワイトがあれば保険になりますので、一緒に買っておきましょう。
手順としては、ジェルネイルの上にホワイトを塗り、その上にベージュを塗り、トップコートを塗って完成です。
はみ出しても後から除光液でしっかり拭き取ればいいので、両脇のキワや爪先の裏まで塗り隠しておきましょう。
トップコートに細かいラメが入っているものなどもありますが、そういったものは使わず、なるべくマットで光らない系、ぷっくりと膨らまない系のものが理想です。
ちなみに、ココで使ったマニキュアは、100均(シルク)のベージュとキャンメイクのホワイト&トップコートです。一番人気のベージュと書かれていましたが、薄付きで塗ると明るくなるのでイマイチだったかもw
また、このマニキュアを落とす際の除光液はアセトンが含まれていないものを使うようにしましょう。アセトンが入っていると、ジェルが取れてしまったり、つや消しがかかってしまう危険があります。
アセトンフリーの除光液なら、重ねたジェルネイルに影響はありません♪
これでフラットなジェルネイルのデザインは完全に隠れます。けれども、ストーンは大きさにもよりますが、3Dパーツはボコボコの状態になっちゃいますよね。
もし時間がなくて隠したい、後日ちゃんとネイルサロンでオフする予定、というなら、パーツはヤスリでこそげ落としてしまってからポリッシュを塗るようにします。
オフする予定はなく、とりあえず1日だけどうにかしたいなら、5本指全部にパーツを乗せていなくて、1本か2本であることが多いでしょうから、その指には絆創膏を貼ってしまいましょう。
隠したい本数が多すぎて絆創膏が痛々しく思えちゃうなら、100均でも買える肌色のバンテージとかサージカルテープを貼ってテーピングしてしまいます。
ホントに緊急の場合は、こんな感じで乗り切りましょう!
派手ネイルを隠すのに準備しておきたい3つのアイテム
本来、ジェルネイルとは言え、きちんとオフするのがマナーだと思います。
しかし、私はちゃんとした道具を購入してジェルネイルを自分でオフしたことがありますが、習ったワケではないので地爪まで削ってしまい、ペラペラの弱い爪にしてしまった苦い経験があります。
もし近親者の葬儀であるとしたら、ペラペラになるのを覚悟でヤスリで削ってしまうかも知れませんが、そこまで近い間柄でなければ、それはちょっと避けたいです。
それ以降は爪がなかなか丈夫になってくれないので、正直もう怖くて自分ではオフしたくないんですよね。オフって、それなりに技術がいるものですから。
なので、お店で取ってもらうことができない以上、他の方法を考えなくちゃいけません。
イザと言うときのために、ジェルネイルを始めるなら用意しておくと便利なアイテムが3つあります。
はがせるマニキュア
ネイル用ウォーターベースコンシーラーの「カモフラネイル petit」という商品があります。これはまさにデコネイルやジェルネイルを隠したい時に使う専用のマニキュアなのです。
肌なじみの良いベージュで、どんなに濃い色のネイルでもその色を消してくれる効果があります。厚めに塗ることで、ラインストーンなどもしっかり隠れてくれます。(多少のボコボコは出ますが)
しかも、お湯で簡単にはがしてオフすることができるため、爪に負担もかけず、ジェルネイルのストーンアートにも影響を与えることがありません。
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ジェルネイルを施しているなら、準備しておきたいナンバーワングッズと言えばこれでしょう! 万が一のとき用に、1本常備しておくと慌てずにすみますよ。
つけ爪
肌と同系色のナチュラルベージュのつけ爪なら、乗せるだけでしっかり隠してくれます。
但し、シンプルなノンパーツのデザインにのみ有効です。ストーンが乗っていたり、3Dパーツがついていると浮いてしまうのでおすすめできません。
また、使う接着剤やシールによってはジェルネイルの表面を傷つけることになるかもしれないので、慎重に扱う必要もあります。
さらに、自分の爪の長さよりも長いつけ爪を持っておく必要があります。その時々で爪の長さが変わると言う人も要注意です。
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ネイルシール
上からペタッと貼ってしまうフィルムタイプのマニキュア、つまりネイルシールも簡単にネイルを隠すことができます。
しかし、これも真っ平らのシンプルなネイルじゃないと効力を発揮できません。
また、ネイルシールは自分の爪の形に貼るのも難しく、あまりに濃い色のジェルをしているなら、爪の両サイドの生え際からカラーが出てしまう可能性もあり、手先の器用さが求められてしまうかも。
まとめ
多少ボコボコしてようが、塗りムラがあろうが、色さえ抑えてしまえば遠目には目立ちません。この状態まで持っていければ、焼香でも会食の席でもまったく問題なくなります。
ここでは突然のお通夜やお葬式を例に挙げましたが、派手なネイルを今すぐ隠したい!ってシーンは出てくると思います。
そんな時のためにも、やはりカモフラネイルは持っておいた方が無難ですよ~
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