東京にはたくさんの七福神めぐりができる札所がありますが、そこそこ行きやすい場所でグルメも楽しめると人気なのが日本橋です。
東京都中央区界隈の神社を廻る日本橋の七福神めぐりにかかる時間やコース、地図やその順番などについて事前にチェックしてみてくださいね。
日本橋の七福神巡りにかかる時間は?
その所要時間はさっさと速足で回れば1時間ほどで全てまわれますが、周辺にはオシャレなカフェや雰囲気ある裏通りがありますので、2~3時間ほどかけてゆっくり回ることをおすすめします。
ちなみに、ウォーキングやジョギング、散歩などで、一切神社に寄らずに周辺をただ歩くだけなら30分ほどで回れる位置関係です。
この日本橋七福神巡りは、今から300年ほど前に現在の台東区谷中で始まりました。それから100年後、他の七福神を祀る神社でも行われるようになったと言われています。
七福神巡りは、開運招福の御利益のある行事として、主にお正月(元旦)から七草粥を食べるまでのいわゆる「松の内」と呼ばれた期間に行うことが風習とされてきましたが、ドラマやメディアの影響で最近では一年中行われています。
日本橋の七福神巡りのコースは?
初心者なら、七福神巡りのコースは最寄りの駅から、なるべく短い距離で一周するコースを選びましょう。ここでは半蔵門線水天宮駅から始めて、ぐるりと一周するコースを御紹介します。
ちなみに、日本橋七福神は恵比須が2社あり、計8ヶ所となります。
[su_note note_color=”#e9edfe” text_color=”#181e19″]水天宮(弁財天)
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茶の木神社(布袋尊)
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小網神社(福禄寿・弁財天)
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宝田恵比寿神社(恵比寿神)
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福森神社(椙森神社:恵比寿神)
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笠間稲荷神社(寿老神)
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末広神社(毘沙門天)
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松島神社(大黒天)[/su_note]
これらの神社と七福神めぐりのコースが載っている地図は水天宮でもらえます。
また、水天宮では七つの神社の御朱印を一枚に集めた御朱印色紙(2,000円)も販売されていますので、全社制覇の記念に購入してみてはいかがでしょうか。
日本橋の七福神めぐりの順番ってある?
日本橋の七福神めぐりの順番と御利益には、特に決まりなどはありません。そもそも、七福神の順番も仏教や神道が確立してから何百年もたってからのことです。
恵比寿(商売繁盛・除災招福)、大黒天(五穀豊穣・子孫愛育)、毘沙門天(開運厄除・大願成就)、弁財天(恋愛成就・学問成就)、布袋尊(夫婦円満・財宝賦与)、寿老人(長寿延命・富貴招福)、福禄寿(招徳人望・俸禄増加)
という順番は、江戸時代に確立したものと言われています。
そのため、全国各地にある七福神めぐりの観光地でも、どこを最初にするということは決まっていません。
つまり多くの七福神めぐりの観光紹介にもあとおり、最寄駅から一周という巡礼方法でまわることが一般的となっていますよ。
しかし、この他にも水天宮を中心に時計回り、反時計回りという巡り方もできたり、夫婦円満を願う人は布袋尊からお参りしたりするのもいいでしょう。
いちばん御利益の欲しいところをスタートにする、なんてのもありですね。
まとめ
日本橋人形町は、歴史のある東京の下町として親しまれている場所です。お寿司やお蕎麦などの和食から、小洒落た洋食屋さんやラーメンなど、お食事できる場所が多いので心配はありません。
人形焼きはもちろん、お菓子屋さんなどもたくさんあり、お土産もバッチリです。
今年はたくさんツキが欲しいな、というなら、ぜひ七福神巡りをしてみてくださいね。
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