初めて東山花灯路に行こうと思うと、悩んでしまうのが「どう回ればいいの?」「どうやって行けばいいの?」ってところではないでしょうか。
思いのほか広い範囲が会場となるため、アクセス方法はいくつもあるのです。
正味3時間半しかないため、出発点・終点をどこにするか、食事はどうするか、などを事前に計画しておいた方がスムーズに回れますよ。
東山花灯路の道散策コースって1日で回れる?
私も実際に行く前に「東山花灯路の道散策コース」をいちおうチェックして行ってみたけど、とても1日で回りきれるものではありません!
灯路をただただ散歩するだけで一切立ち止まらない!
・・・というのはちょっと大げさですが、それくらいの覚悟がないと、無理なスケジュールになってしまいます。
事前に調べて、自分が行きたいポイントを決め打ちして出かけるのがおすすめです。
大きく分けると、そのルートは二手に分かれます。
ひとつは、青蓮院をスタートして、ざっくり清水寺へ向かうコース。
青蓮院 ⇒ 知恩院 ⇒ 円山公園 ⇒ 八坂神社 ⇒ 高台寺 ⇒ 高台寺公園 ⇒ 円徳院 ⇒ 法観寺(八坂の塔) ⇒ 清水寺
もうひとつは、単純にその逆です。
しかし、各寺社の夜間特別拝観をしようと思うと、まったく時間が足りないのは明らかですよね。そうでなくても、円山公園・高台寺公園内や道中での見所ポイントは数多くありますから。
もし、1シーズンに東山花灯路へ3回は行く、というのなら、3つに分けてしっかり回ればいいと思います。が、1シーズンに1回しか行かない、というなら、私がおすすめするのはこんなコースですね。
青蓮院 ⇒ 知恩院(狐の嫁入り巡行) ⇒ 円山公園 ⇒ 八坂神社 ⇒ ねねの道 ⇒ 高台寺(夜間特別拝観) ⇒ 高台寺公園 ⇒ 円徳院 ⇒ 石塀小路 ⇒ 法観寺(八坂の塔) ⇒ 産寧坂(三年坂) ⇒ 清水寺 ⇒ 茶わん坂
夜間特別拝観するのは、高台寺のみで、あとはライトアップの景観を楽しみます。
京都駅から東山花灯路へのアクセス方法
現地へは、地下鉄・市バス・京阪・阪急で行けるようになっています。
もし、青蓮院をスタート地点に持ってくるなら、地下鉄東西線の東山駅を利用すればOKです。1番出口から5分で花灯路の入り口に行けます。
逆に、清水寺スタートにするなら、市バスを使います。100号・206号・東山花灯路号に乗って五条坂で下車すると、清水寺まで徒歩10分ほどです。
また、東山花灯路の点灯時間が18:00~21:30と3時間半しかないため、事前に夕食を済ませておきたい、という場合は八坂神社付近へ行っておきましょう。お食事処がたくさんあります。
八坂神社へは、京阪だと祇園四条駅から徒歩7分、阪急だと河原町駅から徒歩10分が目安となります。
狐の嫁入り巡行を見たければ、知恩院スタートが19時と20時のため、早めに青蓮院あたりを散策し、円山公園で時間を潰すのが効率的ですよ。
東山花灯路号じゃ帰れない 清水道・五条坂から京都へ
期間中は臨時バス東山花灯路号が運行しています。
青蓮院を最後にすれば地下鉄を利用できるのでストレスはありませんが、清水寺を最後にすると、バス待ちが発生します。
初日は平日でそれほど混雑してなかったのですが、清水道や五条坂のバス停には長蛇の列でビックリ!
臨時東山花灯路号が走ってるとは言え、これが土日だと、さらにすごいことになりそうですね。
清水寺からすんなり行くと五条坂のバス停に着きますが、裏ワザとして、茶わん坂から五条坂にぶつかったところで左に折れ、清水道まで戻った方が確実に早いバスに乗れると思います。
と、ここで東山花灯路号の時刻表をチェックしてみると、土日でも清水道発19:56が最終。。。
終わるの早すぎ!!
206号のバスが23時台と遅くまで走っているので、そちらをアテにした方が良さそうですよ。
まとめ
私はけっこう「行ってから何とかなるさ派」なのですが、初めて東山花灯路へ行ったときはさすがに後悔しました(;・∀・)
灯籠の灯りだと、案内所でもらった地図が暗くて見えませんw
ちょっと明るいところを探したり、スマホで照らしたり、とてもスマートとは言えないし、時間ももったいなかったです。
公式サイトでイベントなどを確認し、あらかじめあたりをつけておくのが賢い方法だと思いますよ。
とりあえず、雰囲気だけでも楽しめればいいかな、というのであれば、ぜひおすすめコースを回ってみて下さい♪
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