2015年で13回目となる京都の東山花灯路。
今年は、下記の日程で行われます。
2015年 3月 6日(金)~ 3月15日(日)
点灯時間 18:00~21:30
ちなみに、雨天決行ではありますが、一部のイベントは雨天中止となってしまいますので、お目当てがある場合は事前にチェックしておいた方がいいですよ。
私は神社仏閣にあんまり興味はありませんw
けれども、東山花灯路はそんな人でも十分に楽しめてしまうのです。
京都ならではの町並み散策コースとして、毎年でも行きたいイベントのひとつです。
東山花灯路 おすすめの見所5ポイント
神社仏閣に大して関心がなくても、おさえておきたい見所ポイントをご紹介します。
あくまでも「灯路」ですので、ギラギラとした灯りではなく、はんなりとした灯りが神秘的でとってもステキ!
のんびりお散歩気分で歩き回るだけで、幸せな気分になれちゃいますよ。
1.竹灯り・幽玄の川
夜桜で有名で、国の名勝にも指定されている円山公園(圓山公園)。
園内に流れている吉水の小川のせせらぎを埋め尽くすほどの灯籠が置かれています。その数なんと約500本!
青竹にろうそくが立てられているだけのシンプルなものなのに、水面にも浮かぶ炎、その数の多さ、周りの景色が相まって、何とも言えない幻想的な風景です。
2.現代いけばな展
東山花灯路の道すがら10ヶ所に「いけばなプロムナード」としても生け花は飾られていますが、円山公園内にも16作品が展示されています。
オブジェと共に飾られているものが多く、和洋・新旧折衷で、かなりアーティスティックな作品群です。
普段はお花にも興味のない私ですが、けっこう釘付けにされちゃいました。
3.ねねの道
高台寺さんによると、円山公園が途切れた辺りから一念坂の手前までが「ねねの道」です。
このあたりの電線も地下に入ってますので、ホントに京都らしい散歩道として楽しめますよ。
別名「灯りと花の路」ということで、約2,500もの露地行灯が道の両側にズラッと並んでいます。
4.産寧坂(三年坂)
ねねの道から一念坂、二年坂を通ると、清水坂までの間にあるのが産寧坂(三年坂)です。
平坦なねねの道とは違って、行灯に照らされた石畳や石段のある坂道ってのがいい感じ。日常を忘れさせてくれる異空間を演出してくれているんですよね。
5.香りのさんぽ路
あおくすの庭、知恩院、八坂神社、高台寺、真福寺でそれぞれ焚かれているお香のうちの一種類が高台寺公園内でも焚かれていて、どれか当てると「香りのしおり」がプレゼントされるというプチイベント。(1日先着100名)
当てられるかどうかというのではなく、お店やお家では味わえない、京都ならではの空気感と景色によるお香体験がなかなかレアだと思います。
今年は光に加え、香りも楽しめる、というワケですね。
東山花灯路でデートするならハズせない3つのスポット
おすすめの見所5ポイントでも十分に楽しめますが、デートコースとなれば、もっとロマンチック気分に浸りたい!
・・・ということで、さらにハズせない3つのスポットがあります。
1.八坂通り(やさかどおり)
ある意味、東山花灯路を象徴するような、ポスターにも使われているような一番の有名スポットがここです。
八坂の塔(法観寺)がライトアップされた様を撮ろうとするカメラマンが、いつもうじゃうじゃいるような場所ではありますが、やっぱり写真のインパクトが大きいのはココからの風景なのです。
思い出の1枚が撮れる場所ってことで、やっぱり行っておかないと!
2.高台寺(こうだいじ)
豊臣秀吉の妻ねねが建立した寺院ですね。
重要文化財の開山堂・霊屋・傘亭・時雨亭をはじめ、方丈前庭・臥龍池、竹林の夜間特別拝観時のライトアップが圧巻です!
歴史に興味がなくても光のアートとして、十二分に楽しめます♪
3.石塀小路(いしべこうじ)
ねねの道から下河原通に抜けられる狭い路地です。
たまたま着物姿の団体さんとすれ違ったのですが、THE 京都!感がハンパない景観です。
料亭や旅館が並んでいますが、まるで映画村にでも来たような錯覚に。
思わず手を繋ぎたくなるような場所なのです(〃▽〃)
東山花灯路のライトアップ&夜間特別拝観
この時期は、夜間特別拝観ができるようになっています。
が、興味がなければムリに拝観することはないと思いますよ。
歴史的な寺社がライトアップされている様を見るだけでも、幻想的で荘厳で、かなり目の保養になること間違いなしです。
ライトアップ&夜間特別拝観できるところ
- 青蓮院(しょうれんいん) 18~21:30 大人800円
- 圓徳院(えんとくいん) 17~21:30 大人500円
- 高台寺(こうだいじ) 17~21:30 大人600円
- 清水寺(きよみずてら) 18~21:00 大人400円
ライトアップされているところ
- 八坂神社(やさかじんじゃ)
- 大谷祖廟 参道(おおたにそびょう)
- 大雲院 祇園閣(だいうんいん ぎおんかく)
- 法観寺 八坂の塔(ほうかんじ やさかのとう)
まとめ
京都と言えば、寺社が好き、歴史が好き、古都が好き、という人にはたまらない街ですよね。
が、そうじゃなくても毎年行きたくなるのが東山花灯路なんです。
幻想的なほの灯りの町並みは、ため息ものの美しさで、思わず背筋がピシッと伸びちゃいます。
3月の京都はまだ寒いです。(だからこそ空気が澄んでいて灯りの様子が活かされるとも言えますが・・・)
しっかり防寒して、少なめの荷物で、歩きやすい靴でお出かけするのがおすすめですよ。
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