京都といえば、寺社仏閣が多くあり歴史の風情あふれる街だと思われますが、実は恐ろしい裏の面も併せ持っていることを知ると、怖いもの見たさで京都を訪れたくなるかも・・・
景色のきれいな京都を知った後は、地元の人しか知らないようなディープな京都を知るのも面白いものです。でも、子どもにはちょっと刺激が強すぎるかもしれませんのでご用心を。
京都の魔界スポットはこんなにある!
ネットで検索すると、意外にたくさんの京都魔界ゾーンが検索結果に出てきます。でも、観光として訪れる場合には、京都の魔界スポットをコンパクトにまとめた本で事前に調べておき、効率よく回るのがいいでしょう。
例えば、別冊宝島「京都魔界めぐり」、知恵の森文庫「京都魔界案内」などです。京都の魔界にふさわしいコースが用意されており、全部のコースを回るために何度も京都へ行きたくなるかもしれません。
異界に通じる場所として、平安京の羅城門、朱雀門、神泉苑などが知られていますし、地獄へ通じる六道珍皇寺の井戸・六道の辻なども冥界への入り口だとして恐れられています。
京都の魔界を地図でチェック!
どんなところに魔界スポットがあるのか、いくつかを京都市内の地図でその位置を確認してみました。
- 伏見稲荷大社 千本鳥居の消える稲荷
- 東福寺 魔王石伝説
- 瀧尾神社 水飲みの龍
- 方広寺 鐘の中の淀君
- 平安京 羅城門の鬼
- 六道珍皇寺/六道の辻 霊界の入り口
- 宴の松原 鬼・妖怪の出る場所
よく観光で出かけるような場所の、割とすぐ側だということが分かります。ちょっと目先を変えて、こういった場所を覗いてみるのもいいんじゃないでしょうか。
京都の魔界ツアーの行き先いろいろ
ガイドブックや書籍を見て京都の魔界ゾーンを訪れる人は、ゆっくりと散策しながら、何度も訪れられるような人で、比較的時間に余裕のある人でしょう。
時間がない人や京都からは遠いところに住んでいるような人は、ある程度時間を決めてコンパクトに回れるような魔界ツアーがオススメです。
料金も数千円から参加できるものが多く、ガイドさんが歩きながら、京都の魔界ゾーンを詳しく解説してくれますよ。
「ウラウラツアー」では、京都の魔界ゾーンを全20コースに分けており、半日でコンパクトに回ることができるようになっています。
「京都ミステリー紀行」では、地元のガイドさんがオリジナルの魔界コースを設定し、一つ一つ魔界スポットを解説しながら、歩いていくパターンです。グループや貸切ガイドもあるようですから、夫婦ゆったりと魔界ゾーンを巡る旅もいいでしょう。
「まいまい京都」でも、魔界ツアーイベントが開催されています。地元のガイドさんが詳しく解説してくれます。
まとめ
京都の魔界スポットは、その雰囲気もオドロオドロシイものがありますが、詳しいエピソードを聞けば、さらに背筋がゾッとします。
通常は日程が決まっていることが多いツアーは、団体ならその日に合わせる必要がありますが、できれば、紅葉やイベントのシーズンに合わせて貸切ガイドを使って京都の魔界スポットを巡るほうが背景を知ることができ、解説と共に思い出に残ることでしょう。
コメント