梅やはねず踊りなどがよく知られている随心院は、美貌の歌人と言われた小野小町(おののこまち)ゆかりの古寺です。
いちばんの人出は3月ですが、混雑を避けるなら紅葉の時期に行くのもアリ!
昼間は美しい苔庭の緑と紅葉の赤のコントラストを、夜間はライトアップされた幻想的な風景が楽しめる場所です。
京都 随心院の紅葉の見頃はいつ?
小野小町の邸跡と言われる随心院には、見ておきたい文化財がいくつもあります。
また、小野小町文張地蔵尊像、卒塔婆小町座像、化粧の井戸、文塚など、紅葉ばかりに目を取られて、そういったものを見逃さないように!
入り口前の紅葉がこの程度だったので「まだまだ早いかな」と思ったものの、中に入ると緑と赤がいい感じで目に飛び込んできます。
紅葉の本数は約50本ほどしかないので、紅葉の名所としてとりあげられることは少ないのですが、見る価値は十分にあると思いますよ。
もっと真っ赤に色づく時期を予想するならば、11月末が見頃 となりそうな感じです。
すでに 見ごろは終わっています!
[su_note note_color=”#e9edfe” text_color=”#181e19″]これからだと思ってたら、既に終わってた・・・の根拠はコレ!
⇒ 京都の紅葉の見頃2015[/su_note]
緑の大杉苔が庭一面に広がっており、京都(洛)の南東の方角(巽)にある苔の美しいお寺ということで洛巽の苔寺(らくそんのこけでら)とも称される庭園は一見の価値あり!
四季折々の風景を眺めに、何度か足を運ぶと違う表情を見せてくれるステキな庭園です。
随心院の紅葉ライトアップ2015
通常の拝観時間と入れ替えで、2週間ほどライトアップ期間が設けられます。
[su_box title=”随心院 ライトアップ詳細” style=”soft” box_color=”#dbf4b6″ title_color=”#040404″]拝観期間 2015年11月14日(土)~11月29日(日)
拝観時間 18:00~21:00(20:30受付終了)
拝観料 500円[/su_box]
敷地のすべてがライトアップされるわけではないので、ひととおりキチンと見ておきたいと思うなら、通常の拝観時間内に行きましょう。(境内無料、通常拝観 400円)
ちなみに、ほかの場所同様、お昼間は17時にいったん閉まってしまいます。昼夜見たいと思ったら、出直す必要があるので注意してください。
この近くに待っていられるようなカフェなどはありません。地下鉄で隣駅の醍醐まで行けば、時間をつぶすところがありますよ。
随心院へのアクセス方法
公共交通機関を利用しても、マイカーで行ったとしても、とても便利で行きやすい場所に位置しているといるのが随心院です。
京都駅からはJR東海道本線か湖西線で山科駅へ行き、地下鉄東西線に乗り換えて山科駅から小野駅へ行くのがいちばん早い行き方です。乗車時間は約10分で、乗り換えを入れても20分はかかりません。
または、京都駅から地下鉄烏丸線で烏丸御池まで行き、地下鉄東西線に乗り換えて小野駅へ行くという方法もあります。乗車時間は約22分で、乗り換えを入れると30分程度でしょう。
料金的にはJRと地下鉄を利用すると450円、地下鉄なら320円となりますので、地下鉄だと交通費を抑えることができます。もし、地下鉄の一日券などを利用しているなら、迷わず地下鉄でいいかもしれません。
地下鉄小野駅から徒歩5分のところにあり、道もほぼ一本道なので、迷うことなくたどり着けます。
地下鉄の小野駅には、駅をはさんだ反対側に勧修寺もあります(徒歩10分)ので、ぜひこちらにも足を運んでみてください。
また、隣駅の醍醐まで行くか、徒歩で15分の醍醐寺を一緒に見て回るのもいいと思います。
車の場合、名神高速の京都東インターから約10分、阪神高速8号京都線の山科出口からは約5分ほどです。
自家用車で行った場合も、そこそこ広めの駐車場が完備されているので、停められなくなることもありません。
まとめ
随心院には、蓮の花びらを模した水に溶ける紙に願いごとを書いて浮かべる蓮弁祈願(れんべんきがん)をすることもできます。
さらに、小町絵馬、御朱印帳、美心御守り、にほひ袋御守りなど、女子が喜びそうな可愛らしいお土産物も割と充実していますので、ちょっとのぞいてみてください。
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