待望のコミケまで、あと少し! お気に入りの作家さんに差し入れして、覚えてもらう作戦を実行したいとき、いったい何を持っていけばいいものでしょうか。
次回行った時に、「あ~、あの差し入れくれた人♪」と言ってもらうために、差し入れるべきお菓子とは? さらに、もらって嬉しかったものや困ったものを聞いてみました。
コミケに差し入れるお菓子ってどんなものがいい?
コミケなどのイベントでしか会えない作家さん達に何か差し入れをしたい、と言う人は結構多いものです。
差し入れ内容の方向性として、いちばん良いのは自分が住んでいる地域のお土産を持っていくことです。初めて会う人なら、それが話のネタにもなりますし無難ですよね。
せっかくの差し入れだから心を込めて作ったものを・・・といった手作り品は気持ちが重いため、あまりお勧めできません。
市販のモノの方が保存性に優れているし、遠方からコミケに参戦されている作家さん的にはその方が嬉しい場合が多いですよ。
あと注意事項としては、夏コミは気温と湿度の関係上、溶けやすいチョコ系のお菓子は確実にアウトです。
チョコレートクッキーの様に既に練り込んで焼いてある系なら大丈夫ですが、チョコチップとしてくっ付いているモノは手にした時にベタベタになってしまう可能性があるので気をつけましょう。
個包装で、軽くて、溶けなくて、ボロボロと崩れてしまわないようなお菓子をうまく探し出してくださいね。
コミケの差し入れで嬉しいものベスト3
コミケのサークル参加経験の多い作家さんに差し入れで嬉しかったものを聞きましたが、割と飲食物が多いですね。
特に一人で来られていて、なかなか食事に出かけられない~と言う方に好評だったモノを挙げておきます。
冷たい飲み物 in 保冷ペットボトルホルダー
「差し入れです!」と渡された飲み物が、その時は冷たくても飲んでいるうちにぬるくなってしまうのを避けるために、あえてペットボトルホルダーごと渡すのがベストです。
気が利いてるな~、と喜んでもらえます。が、くれぐれも家から凍ったペットボトルを持っていって渡す、というような小ワザはここでは避けてください。手作り臭はなるべくしない方がいいのです。
栄養補助食品
ご当地のお土産ももちろんありがたいけど、実は栄養補助食品がかなり嬉しい!と言う人もいました。
カロリーメイトならチョコ味、クリーム玄米ブランならクリームチーズ味と、具体的に教えてくれましたよ(笑)
1本満足シリーズなども良いでしょうが、1本だけとか1個だけというのではなく、何種類かを詰め合わせしてカワイイ袋に入れるなどしてラッピングするとさらに喜んでもらえます。
ご当地限定のお菓子
ご当地限定のお菓子で人気のものは、やはりもらって嬉しく楽しめるものですよね。どこから来たかが分かりますし、何より人気のお土産なので、よっぽどがない限りハズレませんから。
ウケを狙ってゲテモノちっくなものを選ぶよりは、定番の安定人気のお菓子を選んだ方がいいでしょう。
コミケの差し入れで困るものベスト3
差し入れを頂けるのはかなり嬉しいものですが、ちょっとコレは・・・困った!と思ったことがあるモノを挙げてもらいました。
お弁当
特に、手作り! これは確実に捨てられます。
夏場は痛みやすいのと、どこぞの知らない家庭の味とか、何が入っているか分からないものに、うかつに手を出すほどの冒険心はないからです。
もしお弁当を差し入れしたい場合は、コミケ会場で販売されているモノにしてください。あと、買う前にお弁当差し入れしましょうか?と聞いてからにすることをお忘れなく。
ケーキ1ホール
とある乙女系サークルを運営している友人の、歴代ご立腹差し入れワースト1位になっているのがコレです。
乙女系なので、ケーキの差し入れはよくあるそうなんですが、大抵は食べやすくカットされていたり取り分け用の紙皿やフォーク・スプーンが入っていたりするんだとか。
けれどもその時は、誕生日ケーキみたいなデカいのを1ホール、取り皿やカットナイフ、フォーク等々一切なしで渡されました。
受け取ったものの、持って帰る頃にはドロドロになりそうだし、食べるに食べられず、かなり困った挙げ句、結局そのケーキは、友人で男性向け創作をしているサークルメンバーにあげたと言っていました。
彼等は素手でグチャグチャになりながら食べたそうです・・・w
手作りのマフラー
とあるBL系サークルさんに差し入れられた品です。
真夏なのにマフラーとか、ちょっとアレな感じですが、その時は水着にマフラーとか言うデザインが流行っていたので、その影響かと思えば合点がいきます。
ただ、そのマフラーが手編みでしかも髪の毛的なモノも入っていて、こりゃ気味が悪いと言うことで、コミケ会場のゴミ捨て場に直行ということに・・・。
そんなこともあって、手作りの衣料品はナシでお願いしますと引きつってました。
まとめ
差し入れという行為自体は、サークル参加の作家さんには「そこまでしてくださるファンの方がいらっしゃるなんて♪」と、とってもありがたくてうれしいものです。
ですが、内容によっては不快感しか残せない場合もありますので、時と場所を選んでその時にベストなモノを渡すように心配りしたいものですよね。
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