一万を超えるロウソクに彩られた「なら燈花会(とうかえ)」は、毎年お盆の前半時期に行われています。たまにはデートに奈良を訪れてみてはいかがでしょうか?
奈良の夏はそれなりに暑いですが、なら燈花会は夜間の19時から22時頃までと、比較的遅い時間までやっていて、幻想的な灯りの中でしっとりとデートを楽しむことができますよ。
[su_box title=”なら燈花会” style=”soft” box_color=”#dbf4b6″ title_color=”#040404″]開催日:2015年8月5日(水)~8月14日(金)
点灯時間:19時00分~21時45分
最寄駅:近鉄奈良駅、JR奈良駅
会場:奈良国立博物館、浮雲園地、春日野園地、東大寺、浅茅ケ原、浮見堂、春日大社[/su_box]
奈良燈花会には駐車場ってある?
燈花会のエリアは近鉄奈良駅から数分の、けっこう広大なエリアになっています。デートで奈良燈花会に行くなら、昼間は奈良公園周りをドライブしながら景色を楽しむのがいいでしょう。
奈良公園の周辺は、午後5時頃より車両通行止めとなる道がいくつもあり、かなりの渋滞が発生します。また、会場近くには専用駐車場などはないため、有料のパーキングを利用するしかありません。
たとえば、近鉄奈良駅近くにあるタイムズ近鉄奈良駅北第2なら、20時まで最大500円、20時以降は最大300円という料金で停められますが、台数はそんなに多くないので早めに行かないとアウトかも。
また、タイムズ奈良中央なら、平日22時まで最大900円、土日祝は1,000円で104台まで停めることができます。
燈花会のエリアから少し離れたところなら、30分100円のパーキングがたくさんあります。奈良女子大周辺が最も安いパーキングになっています。
パーキングを探してウロウロしすぎたらデートも台無しなので、事前にチェックをしっかりしておきましょう。
奈良燈花会って屋台や夜店は出る?
奈良の燈花会は、春日大社の敷地に燈籠が敷き詰められていて、近くで見ても遠くからみても大変きれいで幻想的な世界がつくられます。
もちろん、ただ燈花会を見るだけじゃ面白くありません。屋台や夜店を楽しむのも奈良燈花会の楽しみのひとつですよね。
デートだからこそ、屋台やお店を回ってキャッキャと会話もはずむことでしょう♪
万葉植物園にあるイルミ奈~らでは、にぎわい縁日なども催されていますし、燈カフェなどもいくつか設置されています。
また、東大寺参道の手間の夢風ひろばでは、柿の葉ずしや吉野葛のスイーツを食べることができたり、名産品を見ることもできます。
屋台のかき氷屋さんや臨時の夜店みたいなところは、期間限定で出店している屋台や夜店です。そうしたお店は店員との掛け合いを楽しむといいでしょう。
屋台や夜店は雰囲気を楽しみながら歩くのがオススメです。お土産を購入する場合は、建物のあるきちんとした常設のお土産屋さんで購入したほうが安心ですよ。
奈良燈花会のおすすめスポット
奈良燈花会にはおすすめスポットがたくさんあります。まず、近鉄奈良駅からは歩いて5分ほどの場所に位置する興福寺周辺に到着します。
このあたりからすでに燈花会のエリアに入っています。ロウソクの灯りとともにライトアップされた東金堂と五重塔の神秘的な美しさをしっかりと観賞しましょう。
興福寺周辺の五十二段の石段、猿沢池などは、昼間に訪れるのと燈花会の時期に訪れるのとではまったく違う風景が広がっていますよ。
メインエリアは浮雲園地で、一面を彩るロウソクは天の川のように幻想的でステキです。奈良国立博物館を通りながら、少しずつ歩いていきましょう。
他には浮見堂、東大寺、春日野園地、春日大社など、昼間にしか見られない観光スポットも夜間ならではの幻想的な夜景が広がっています。
一客一燈
願いを込めて自分でロウソクを灯すことができ、記念の散華を持ち帰ることができるようになっていますので、よい思い出づくりになりますね。
[su_note note_color=”#e9edfe” text_color=”#181e19″]受付時間:19:00~21:00
受付会場:新公会堂(中庭)
参加費用:500円
参加特典:新公会堂中庭の特設エリアへ入場することができます。[/su_note]
まとめ
とってもロマンチックな街並みは、デートにはぴったりのシチュエーションです。浴衣を着ていつもと違う古都奈良を楽しむのもいいかも知れませんよ。
ただし会場はとても広く、すべてを見て回ろうと思ったら、かなりたくさん歩くことを強いられます。浴衣のゲタではそんなに広範囲を歩けませんので、2つぐらいのスポットに絞るのも一案です。
せっかくだからあっちこっち行きたい!というなら、歩きやすい疲れにくい靴を履いていくことをおすすめします。
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