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お中元のお返しとお礼のマナー|金額の目安といつまでに贈るか

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お中元 お返し お礼

日頃お世話になっている方へ、感謝の気持ちを込めてお中元を贈る習慣がありますよね。

20代の頃は、せいぜい恩師に送るくらいでしたが、30代になり結婚もすると、その送り先は少しずつ広がっていくものです。

そのうち、逆にお中元をいただくようになり、さぁ困った!
お礼状を出すべき? お返しに何か贈った方がいいの?

お中元 お返し お礼

受け取ることに慣れていないと、どうしていいのか、どうするのがマナーなのか、案外わからないものです。

ここらでしっかりとチェックしておきましょう。

目次

お中元お返しするべきか、お礼だけでいいのか

一般的なマナーとしては、お返しの有無はどちらでもよく最低限お礼状を送るとされています。

会社関係の場合

たとえば、会社関係・仕事関係の方からいただいてしまったのなら、立場が上とか下ということに関わらず、まずはきちんとしたしきたりに則ってお礼状を送りましょう。

その上で、お返しの品を贈った方がいいのかどうかを判断します。これは、今後の付き合いや今の関係によって個々で見極めるべきです。

家族・親戚の場合

結婚すると、実家や義実家へお中元を贈る習慣を持つお宅もあります。ちなみに、私は結婚してからずっと、実家へも義実家へもお中元とお歳暮は欠かしません。

たまに、おもしろそうとか美味しそうという理由で、先に義実家から届くこともあるのですが、その場合はお礼状などは出さず、もっぱら電話やLINEで感謝を伝えています。

ただし、あまり付き合いの深くない親戚から届いた場合は、きちんとお礼状を出すようにしています。

友人の場合

先輩・後輩・同期の友人からいただく場合もあります。しかし、毎年欠かさず届くワケではなく、なにかしらの理由があって送ってくださる場合が殆どです。

我が家の例だと、結婚式の友人代表でスピーチをしたとか、結婚してご祝儀だけ渡したとか、昇進試験のアドバイスをしたとか、そんな理由でした。

こういったときは、お礼の品は送りませんし、お礼は会社で会って直接言うか、LINEとかFacebook経由ですね。

逆に、ここでお礼状などとかしこまってしまう方が違和感がありますから、相手によってお礼の仕方も変えるべきだと思います。

お中元のお返し金額について

基本的には、いただいたお品物と同等同額のお品を選ぶようにします。

ただし、良く知った相手で、好みなども熟知しているような場合は、特に金額の意識はしなくても、喜んでもらえるものを贈った方がいいですね。

とはいえ、後から気まずい思いをしなくて済むような配慮だけはしておきたいものです。

また、相手によりますが、お返しをわざわざお中元として用意しなくても、旅行先のお土産だったり、地元の名産品のお裾分け的な贈り物なども、さりげなくていいですよね。

辞退したい場合

そんなに親しくもなく、贈られても困る相手からのお中元というのも、中にはあったりします。そんなとき、辞退の意思表示とされるマナーもあるんです。

  1. 倍返し
  2. 受取拒否
  3. 返送

・・・どれも強烈ですね(;・∀・)

1は昨年の流行語ですが、もちろんあの意味とは違い、今後のお気遣いは結構ですという意思表示となります。

2は、絶対にもらう訳にはいかない相手からの場合、断固拒否という意味でそうします。賄賂などになりかねないケースが想定されるので、一般家庭では縁遠いかも。

3は、内のしなら贈られてきた状態のまま、外のしなら新たに包み直した状態で送り返します。中には辞退させていただきますという趣旨の言葉を、失礼のないように書いたお手紙を添えておきます。

お中元のお返しはいつまでにするもの?

お礼状やお礼の電話は、速やかに行いましょう。

もし品物でお返しをするなら、届いた時期にもよりますが、即お返ししなくてはいけないものではありません。しかし、あまり日にちを開けすぎるのも考えものです。

1週間前後を目安に、お礼の品をお送りするといいでしょう。

その場合に注意しなければいけないのは、のし書きです。

関東か関西かによって、お中元を贈る時期が変わるため、同じ日にちでも「お中元」だったり「暑中御見舞」だったりと、表記を変更する必要があります。

お返しの祭、間違えないようにチェックしましょう。

お中元の時期など関東と関西でマナーはどう変わる?

まとめ

目上の方とか会社の上司に、メールでお中元のお礼をしようものなら、常識のない人と言われてしまいかねません。

また、普段から顔を合わせている友人知人にお礼状を出すのも、他人行儀で味気ないものです。

マナーとひとことで言っても、まずは相手との関係性を一番に考えないと、失礼だったり、心のこもらない対応になってしまいますので、臨機応援に対応するようにしたいものです。

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