夏のお出掛けというのは、子供にとって思い出に残る出来事のひとつですよね。さぁ、どこに行きますか?
多くの方は、まずは自由研究のネタになるような博物館や植物園に行かれることでしょう。でもいつも子供が主役のスポットだけというのでは、保護者の体力もなかなか厳しいのが現実です。
そこでおススメしたいのが、温泉です。山や海のレジャーで汗をかいた後は、温泉でさっぱりその疲れと汗を流せる温泉に行くのが、自然の中で体験学習を終えた後の楽しみにもなりますよ。
けれども、日焼けをして肌がヒリヒリし、塩化物系の温泉に入ることができないという人が日本人の3人に1人はいるようです。
また、肌が弱い人は夏の時期の塩化物泉には注意が必要です。関東の温泉街の定番と言えば、熱海や湯河原は欠かせませんが、今回はそれ以外の温泉地をピックアップします。
関東近郊で日帰り温泉に行くなら?
東京の東側に住む人達にとって、日帰りできる有名な温泉地と言えば栃木県日光市の鬼怒川温泉が挙げられます。
鬼怒川温泉には温泉組合の設定する湯めぐりプランなどはありませんが、それぞれのホテルでは日帰り入浴利用の人のための魅力的なプランが設定されていますよ。
例えば、大江戸温泉物語グループの傘下に入ったホテルニュー岡部では、平日の日帰り入浴料金が大人700円、子供(小学生・幼児)300円、土日祝が大人1,000円、子供400円で楽しめます。
その他に、日帰りディナーバイキング(大人3,780円、子供1,800円、3歳以上から未就学児1,000円)プランの設定もありますよ。
また、鬼怒川パークホテルズの日帰りプランは特にプレミアム感があります。
温泉利用のみの場合は、大人840円、子供500円です。ただし、バスタオル(300円)やフェイスタオル(200円)のレンタルにはそれぞれ追加料金が発生します。
6時間ステイプランは、休憩場所として10畳(2ベットあり)の客室がついており、昼食は併設のカフェでいただくことができます。料金は5,000円からで、平日12時から午後6時の利用ができます。
また、昼食と夕食付の露天風呂客室ありの15,000円というプランもあります。ぜひ、それぞれのニーズに合った日帰り温泉を選んで、温泉街のホテル滞在での日帰り温泉プランをお楽しみくださいね。
日帰り温泉の昼食付きプラン 関東の穴場は?
東京都青梅市にある、隠れた温泉街の岩蔵温泉はなかなかの穴場です。温泉宿の数は3つですが、その全てで日帰り昼食付きプランが設定されています。
また、半径500メートル以内に温泉が密集しているため、湯めぐりをするにも最適でしょう。岩蔵温泉の日帰り温泉宿は次の通りです。(いずれも、2016年7月現在の料金です)
蔵造りの宿かわ村
4時間客室利用+昼食または夕食付で一人最低 7,500円(ただし2名以上)から、8,500円、10,000円、12,000円の料金プランがあります。
司翠館(しすいかん)
ミニ会席(11品の昼食付)プランの3,240円(2名以上)を最低価格として、3,780円、4,320円、5,400円、6,480円、7,560円の料金プランがあります。
儘多屋(ままだや)
4時間の客室利用と昼食または夕食付で、一人5,500円(浴衣・バスタオルレンタル別料金)というプランが用意されています。
関東の日帰り温泉 スーパー銭湯も楽しい♪
東京のある関東平野には、たくさんのスーパー銭湯な温泉処があります。それらの特徴は、夏休み中や土日祝日に合わせて、子供向けのイベントが行われることです。
じゃんけん大会やクイズ大会、ゲームコーナーでの報酬倍増キャンペーン、金魚すくい、七夕イベントなどは定番の催しです。
大手の日帰り入浴施設である大江戸温泉物語では、週末に合わせて大道芸人によるパフォーマンスが披露され、連日にわたって縁日が開催されています。
料金は都内でも一、二を争う高額設定がされており、平日昼間の大人料金が税込み価格で2,612円、土日祝日が2,828円、特定日には2,936円にもなります。その代わりというか、小学生はいつ訪れても税込み価格1,058円です。
ですが、3,000円近く出しても行ってみたい温泉、それが温泉パラダイス大江戸温泉物語なんですよね。
しかし、大江戸温泉物語だけがスーパー銭湯ではありません。東京の東側にも西側にも、魅力的なスーパー銭湯が数多くあります。
東京の東のスーパー銭湯と言えば、東京ドームシティ内にあるLaQuaや錦糸町駅から近い楽天地スパ、小岩の東京天然温泉古代の湯などがあります。
大江戸温泉物語と同じように、高品質なサービスと充実した設備が目玉で、日帰り温泉とシンプルかつ低価格な街の銭湯が混ざり合っていることが特徴です。
東京の西側のスーパー銭湯と言えば、高尾山から新宿以西に広がる東に比べて低価格で住宅地の中だけでなく高尾山麓という自然に囲まれた環境の中にあることが特徴です。
住宅地の中にある温泉の代表と言えば、成城のTHE SPA成城や深大寺温泉の湯守の里、仙川の湯けむりの里が挙げられ、高尾山麓には高尾の湯ふろっぴィ、高尾山温泉極楽湯がありますね。
こういった日帰りできる距離のスーパー銭湯に行って、夏休みの楽しい話題のひとつにしてみるのも悪くないと思います。
まとめ
これまで、温泉というと、どこか辺境の地にあったりして不便なイメージがありました。しかし、今回ピックアップした温泉街やスーパー銭湯は、どこも最寄駅からさほど遠くない上に本物の温泉です。
せっかくの夏休み、普段はお家の狭い湯船に家族一人ずつ入るのが普通でしょうが、たまには広い湯船で、家族で会話しながら楽しく入浴するのも良い思い出作りになるのではないでしょうか。
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