千葉県には子供の知的好奇心をそそる、さまざまな施設がありますが、テーマパークのように、楽しいけれども家族全員で行くとコストがかかってしまうところではなく、お手頃で気軽に行ける場所だってあるんですよね。
今回は子供と一緒にお出かけできる、代表的な施設をピックアップします。
千葉で子供とお出かけできる屋内施設
複合施設「きぼーる」にある千葉市科学館は「人が主役の科学館」をテーマに展示を行う、科学系参加体験型の展示施設です。
2016年の夏休みの期間中は、科学捜査をテーマにした展示が行われ、子供達(もちろん大人も)は捜査シミュレーションゲームを体験することで、今現在行われている警察の科学捜査を知ることができます。
休日には土日限定の講座が開催されますし、常設の部分では、身近な生活の中に隠れている科学の展示と宇宙と地球、自然と生命についての科学的展示が行われています。
さらに、千葉市科学の人気コーナープラネタリウムでは、常時星空と映像を融合させた上映が行われていますよ。
千葉市科学館のプラネタリウムは、光学式の恒星投影機「ケイロン」とデジタル式プラネタリウム「バーチャリウムⅡ」という2つのシステム(ハイブリッド方式)を採用しています。
ハイブリッド方式で行われるプラネタリウムでは、1000万個以上の星空が映し出され、宇宙に飛び込むような臨場感ある体験もできます。
1日8回も上映会があるため、いつ訪れても迫力の星空を見ることができます。
千葉へお出かけ 自然で散歩コース
千葉県は、実は関東有数の古墳の集中する都道府県です。内房の館山自動車道沿いには、たくさんの古墳があります。
古墳とは簡単に言えば、昔の大地主さんのお墓です。今でこそお墓というと、ピラミッドのような宝物のある所や夏の夜に肝試しをする不気味なイメージがありますが、1500年前には大地主の一族やお世話になった多くの人が集まって、儀式を行う場所でした。
そのため、1500年前の最新技術が古墳には使われており、現代のスポットに例えるとクリスマスの赤坂プリンスホテルやスカイツリーのような存在だったのです。
そんな千葉県の古墳の中には、当時の様子を鮮明に伝えるような保存と復元が行われている所もあり、付属の資料館には1500年前の数々の最新技術が展示されていますよ。
もちろんきちんと整備されていない古墳もありますが、そういったところではプラスチックの雪ソリに乗って古墳の側面を滑り降りるなんてこともできて、楽しい体験となりますよ。
千葉県の有名な古墳と資料館:(姉崎)二子塚古墳、金鈴塚古墳、袖ケ浦市郷土博物館
千葉へお出かけ 日帰りできる王道スポット
マザー牧場は、千葉県有数の観光農場のひとつです。園内では、アミューズメントスポットの他に、味覚狩りや花摘み、花園、動物とのふれあいスポットにさまざまな体験施設があります。
特に体験施設では、お菓子作りやふれあいスポットにいる牛の新鮮な乳を使ったチーズやバターを作ることができ、ここでお料理に目覚める子供も多くいます(笑)
体験施設で作ることのできるメニューは、フレッシュチーズ&バター、ジャム、レアチーズケーキ、フローズンヨーグルト、アイスクリーム、生チョコレートの全6種類です。
料理は科学と言われるほど、科学を応用する工程が多くあります。普段は料理やお手伝いをしない子供でも、ここなら簡単に料理をする習慣をつけることができるかも!
食べ物以外でも、キーホルダーやオルゴールなども作ることができ、こういった施設が250ヘクタールの広大な敷地内にあるのです。
オートキャンプ場や打ち上げ花火などもあって、一日遊べるところなので、伸び伸びと自然を満喫しちゃいましょう!
マザー牧場は、木更津南、君津、富津竹岡、富津中央、インターチェンジより車で10分の所にあります。車で向かうのが便利でしょう。
まとめ
千葉県のアカデミックスポットは、東京や神奈川県のそれよりもはるかにスケールが大きく、その分時間もかかります。
千葉市科学館の見学所要時間は、体験講座も含めると約3時間、古墳巡りはいくつ廻るかにもよりますが、最長で7時間、マザー牧場は4~5時間かかります。
隣接県から行く場合も、丸っと1日計画を立てて訪ねるとよいでしょう。
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