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e-taxのマイナンバー対応時期と住基カードやカードリーダーの扱い

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e-tax マイナンバー対応

新年を迎えて落ち着いた頃、そろそろ確定申告を意識する時期となりますね。

日頃からきちんと帳簿などをつけていれば大丈夫ですが、申告前に慌てて1年分をまとめて行なう人もいるんじゃないでしょうか。(←私w)

e-tax マイナンバー対応

マイナンバーが手元に届き、マイナンバーカードの申請を行なえば、これでe-taxの手続きができるのかと思いきや、2016年はまだ対象外なんですよね。

では、マイナンバーが対応される年度や住基カードとの関係などについて詳しくチェックしてみましょう。

目次

e-taxがマイナンバー対応されるのはいつから?

個人番号(12桁)であるマイナンバーは個人の確定申告においても必要になってきます。

では、具体的にはいつから必要になるかといいますと、平成28年分(2016年)の確定申告を行うときからです。

つまり、平成28年分の確定申告を行う、平成29年(2017年)2月16日(木)~平成29年3月15日(水)までの申告及び納付期限において、マイナンバーが対応されるというわけです。

e-taxを使って確定申告をしようとするならば、後々はマイナンバーカードの申請を行なう必要があるということを覚えておきましょう。

ちなみに、マイナンバーは基本的に社会保障や税のために導入されているものですが、決して人に渡したりせずに、大切にマイナンバーカードを保管する必要がありますので、注意してください。

e-taxはマイナンバーカードと住基カードどっちを使えばいい?

確定申告で使用している住基カードについては、カードに個人情報もあるため、設定などを行ってから初めて国税庁のホームページ上の確定申告を行えるようになります。

マイナンバーカードも、住基カード同様になるのか、それともマイナンバーカードのみで対応できるようになるのかは、今後の動きを見ていく必要があります。

個人の場合は、実質は平成28年分の確定申告より導入されますので、マイナンバーカードと、住基カードのどちらかになるかは、今後はっきりすると言えます。

今までは、国税庁に申請して電子申告するためのカードが住基カードでしたが、こちらには3年間の有効期限があります。

既に住基カードの交付や更新は廃止されましたので、3年間の有効期間内であれば、今後も住基カードの利用ができるとされています。

しかし、マイナンバーカードと住基カードは、どちらかしか持てないことになっていますので、もしマイナンバーカードを申請し受領した後は、住基カードは期限内であっても使えません。

現在保持しているなら、2016年に行なう平成27年分(2015年)の確定申告は住基カードにてe-taxの利用ができます。

それ以降は、自分が所持しているカードにて行なうということになる予定です。

e-taxで確定申告するのにマイナンバーでもカードリーダーは必要?

今のe-taxでは、カードを読み込ませる機器をPCにつながなければいけませんが、このカードリーダーは国税庁の推奨のバージョンで探すと対応可能なものが見つかります。

具体的に言うと、たとえばソニーのPaSoRi(パソリ)というカードリーダーで、RC-S380/S、RC-S330/S が、マイナンバーに対応できる機種となっています。

これを使うことで、確定申告時だけでなく、2017年の1月に運用開始が予定されているマイナポータルというサイトで、自分の年金状況を確認することができるようになります。

しかし、当初はこういったカードリーダーを使わなくても、スマホなどによる個人認証サービスでも申告ができるようにする、という話もありました。

しかし、2015年に起こった日本年金機構の個人情報流出問題をきっかけに、セキュリティ対策が再度見直されることとなり、いまは再検討中とのことで宙ぶらりん状態です。

つまり、現状では個人が慌てて新たにカードリーダーを買う必要はない、ということですね。

e-taxで使うためにマイナンバー用のカードリーダーを買おうと思うのなら、2016年の後半になってからでも十分間に合います。

スマホでの個人認証とカードリーダーのどちらかが使えるような話が出てから、安心のためにカードリーダーを選ぶ、という選択でも遅くはありません。

まとめ

e-taxで確定申告を行うと、書面での提出が不要になり、納付や還付のスピードも速く、手続きもカンタンですので半数以上が取り入れている方法となっています。

ただし一部、原本などの提出が必要となる証明書などもあるため、そういった確認を怠ることなく進めていきましょう。

税務署でのマイナンバーカードの導入は平成28年分の確定申告よりとなっていますので、それまでに、マイナンバーカードが実際に導入される確定申告の手続きは、平成28年分の確定申告の受付期間である平成29年2月16日~となります。

ただし、平成29年~は、確定申告も還付のみの手続きの方は申告が可能な期間となるため、平成28年分の確定申告からは、マイナンバーが必要であることを意識してください。

住基カードのみか、マイナンバーカードのみになるかは、今後の動きに注意しながら、手続きが必要な場合は、確認を行い進めていきましょう。

国税庁は電話で質問に対応できる体制を取っていますので、不明な点は税務署へ確認を取ることで不安をなくし、マイナンバーへと備えてくださいね。

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