モスキート音で蚊を寄せ付けないようにするとか、年々新たな方法が提唱されるものの、刺される人はとことん集中して刺されるのが蚊です。
大人でもイヤなものですが、狙われてるのが赤ちゃんともなると、何とかして避けたいと思うのが親心でしょう。
手軽で安価で効果があるのが、ワンプッシュ蚊取りや電気蚊取り器なのですが、赤ちゃんがいる家庭で使うとなると、いくつかの注意点を知っておかなければなりません。
ワンプッシュの蚊取りは赤ちゃんに使っても大丈夫?
何かと便利なワンプッシュ蚊取りですが、一日に1回プッシュするだけで、強力な効果があるとはいえ、人間に対して悪影響はないのでしょうか?
たとえば、同じ部屋にいる赤ちゃんにどんな影響があるのか気になるところですよね。
実はこのワンプッシュ蚊取りの使用法を間違えてしまい、薬剤がかかってやけど症状を起こしてしまった赤ちゃんのお話が報告されています。
赤ちゃんや小さな子供は、おもちゃだと思って触ってしまい、偶然ワンプッシュしてしまって顔に薬剤がかかっちゃう恐れがあるんです。
ワンプッシュで噴射した際、そのまま空中に向かってればまだしも、手の部分や顔にうっかり薬剤がかかってしまうことがあるので、ちょっと怖いですね。
子どもやペットがいる家庭なら、もちろん誤噴射防止ロックをかけておくことは必須です。ロックをし忘れて大変なことにならないように気をつけてください。
さらに、万が一かかってしまった場合はすぐに水で洗い流し、その後はすぐに医師の診察を受けるようにしましょう。
電気蚊取りは赤ちゃんに影響ある?
電気蚊取りに含まれている成分は、当然ですが体には無害なように作られています。
とはいえ、あまり人体から近い場所に置いていると、赤ちゃんなどの体の敏感なタイプの人なら、目や喉の粘膜を刺激することもあるようです。
そのため、電気蚊取りは赤ちゃんの近くからできるだけ離しておくべきです。
寝ている間も電気蚊取りは効果を発揮しているわけですから、枕元から離し部屋の邪魔にならないところに置くようにしましょう。
赤ちゃんのいる部屋で電気蚊取りを使用する際、刺激が強いのでは?と気になるときは、赤ちゃんを部屋に連れてくる前につけておき、あまり長時間使用しないようにしましょう。
利用するのも就寝時だけですから、タイマーなどを使ったりして、途中で切れるようにしておく工夫なども有効ですね。
電気蚊取りって赤ちゃんにも安全?
最近販売されている電気蚊取りの多くの製品は、低刺激で体には無害です。しかし、別の心配が出てきます。
それは、前述したように電気蚊取りを直接触ってしまい、やけどをしてしまうことです。
電気蚊取りを使用しているときは、高温になっているはずです。短時間でも手で触ってしまうとヤケドの心配がありますし、誤って口に入れてしまう事故なども報告されています。
電気蚊取りマットに使うマットを食べても、大量に口にしなければ中毒を起こすことはありませんが、電気蚊取りが不安なら蚊帳を使うのも一つの案です。
赤ちゃん用の蚊帳もありますし、電気蚊取りと併用しながら使用すれば、より健康に気を使った蚊よけができるでしょう。
まとめ
ワンプッシュ蚊取りも電気式蚊取り器も、次のことに気をつけて扱うことです。
- 子どもやペットの手に届く場所に設置しないこと
- 長時間に渡って使い続けないこと
- ちゃんと換気しながら使用すること
そして、蚊帳を置いたり、オーガニックなどのカラダに優しい成分でできた虫除けスプレーを併用するなどして、無用に刺されないようにしっかりガードしましょう。
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