歴史のある街京都には、古くから言い伝えられている不思議で裏メニュー的な妖怪スポットがたくさんあり、街中に魔界が散在するといわれています。
夏の京都旅行では、メジャーな観光スポットを巡るのではなく、ツウが好むような少し怖くてひんやりと涼しくなれるような妖怪スポットを巡る旅をしてみてはどうでしょうか？
京都の妖怪スポットを巡ろう！
京都の妖怪スポットといってまず挙げられる場所に、天下一の陰陽師である安倍晴明の晴明神社があります。近くには一条戻り橋があって、美しい女性が鬼になるという話が残っています。
他には小野篁（おののたかむら）が冥界に通った道に使われたとされる六道珍皇寺（ろくどうちんのうじ）の井戸も有名ですね。
魔界の入口があるとされる六道珍皇寺には閻魔堂があって、閻魔大王像と小野篁像が安置されています。引き込まれないように注意！Σ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉｷｬｰ
また、京都で有名な心霊スポットとして知られるのが、将軍塚です。夜景がきれいな場所としても有名なので、夜間に訪れるのもいいでしょう。
この他にも現代の霊界の入口である東山トンネルなど、京都には一回で全て見ることはできないくらいの妖怪・魔界スポットがたくさんあるのです。
京都の妖怪電車に乗ろう！
大将軍商店街・妖怪ストリートは、百鬼夜行の通り道にもなっているスポットです。その妖怪ストリート近くを通っているのが、嵐電です。
嵐電では妖怪電車が特別に走ることになっており、定員制で大変人気があります。運行日も８月のお盆の時期の営業と期間限定ですので、ぜひ出かけて乗ってみてください。
ちなみに、2014年は8月13日～15日、23日、24日の17時過ぎに嵐山－四条大宮駅で計５便が運行しました。2015年の情報は、入り次第またアップします(^-^)
また、嵐電の妖怪電車が走るのにあわせて、妖怪イベントがいくつか同時開催され、嵐山駅はんなり・ほっこりスクエアでは妖怪グッズや妖怪メニューなどもお目見えします。
まずは妖怪仮装コンテスト。今年の妖怪王者を決めるためのもので、別名は妖怪総選挙と言います。王者は次年のポスターのモデルとなることができます。
さらに、嵐山駅で５体の妖怪を探し、クイズに正解すると優待特典付妖怪オリジナル缶バッジがもらえるイベントなどもあります。
嵐電妖怪電車に乗るためには妖怪電車専用乗車券が必要なのですが、大人は200円、子どもは100円で、妖怪は50円とシャレています。一見して妖怪に見えれば、それでOKなんだとか（笑）
一便につき先着180名となりますので、乗りたければ早めに向かうことをおすすめします。
お好きな方は妖怪のコスプレ姿でぜひ訪れてみてください♪
京都の妖怪ツアーへ参加しよう！
実は京都在住の人もなかなか知らない、レアな京都の妖怪ツアーや魔界ツアーなども用意されているんです。
たとえば「京都魔界ツアー」は全20コースもあって、テーマごとに順番に妖怪スポットを巡ります。
２時間でガイド付きなのに参加代金は2,000円と安く、なかなか見聞きすることができない京都の妖怪・魔界スポットを詳しく解説しながら案内してもらえる、なかなかおすすめのツアーなのです。
『ぬらりひょんの孫』で目にした世界が広がりそうな、京の妖怪伝説「土蜘蛛と妖怪」というツアーが７～８月に開催されますが、これに我が家は興味津々です！
RT @https://twitter.com/bba_kyoto 京都魔界Ⅰ – http://t.co/o9dJbnKJR8 京都魔界始まりました！
— 旅先案内人 (@bba_kyoto) 2015, 6月 7
「京都ミステリー紀行(ガイドウォーク)」も、地元の方が主催するウォーキングツアーとなっており、単なる幽霊の話ではなく、人間の愛憎劇によるミステリーを詳しく解説してくれますよ。２時間ドラマファンにも根強い人気です。
また、このツアー料金にはお菓子やお茶代も含まれていて、大変オトクな妖怪ツアーになっています。
その他、「まいまい京都」というツアー会社さんでも、地元のガイドさん（妖怪の子孫がいらっしゃるらしい！）によるオリジナルの魔界ツアーが行われていたりします。
まとめ
ちょうどこれからの季節から、いくつもの妖怪ツアーや魔界ツアーがいくつも開催されるようになります。（年中、常設のものもありますが）
特に、夜に行われるものだと、京都独特の空気感も相まって、より身が引き締まる体験になるんじゃないでしょうか。
日程が合うなら、そういった不思議ツアー参加してみると、いつもとはひと味違った京都の魅力に触れられると思いますよ。
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