健康

脂質異常症(高脂血症)の原因は食事とコレステロールと遺伝も!

もう何年も総コレステロールとLDLコレステロール値が基準より高かたのですが、ついに中性脂肪まで基準値を超えてしまい、高脂血症の経過観察と治療が必要との再受診結果を受け取ってしまいましたw

脂質異常症 原因 食事

ちなみに、2007年7月に高脂血症から脂質異常症に改名されたそうなのですが、私の診断書には、なぜかいまだに高脂血症という記載となっています。

血液中に含まれる脂質(つまりコレステロールとか中性脂肪)が多すぎるか少なすぎるという状態で、私の場合は多すぎです(;・∀・)

脂質異常症の原因ナンバーワンは食事!

特に自覚症状がないため、何の対策もしない人が多いという脂質異常症ですが、実に2,200万人もの潜在患者数となるんだそうです。

一時的な数字の上昇ならともかく、あなたは何年も数値が高いんだから、今すぐ対策してくださいね!と、割と強めに言われてしまいました。。。

最近、40代前後の若い世代にも心臓病や脳梗塞などの疾病が増えているのは(globe の keiko とか)、脂質異常症を含む動脈硬化が原因でもあるんですよね。気をつけなければ!

いちばんの原因は生活習慣といわれており、喫煙も原因のひとつですが、私はタバコは吸いませんので、運動不足が大きく関係してると思われます。

しかし、なんと言っても食べ過ぎ・高カロリー食の取り過ぎ・飲酒など、食生活の乱れによる要因がナンバーワンですね。

ジャンクフードとスナック菓子が大好きだし、毎日アルコールを飲んでいますので、それが良くないというのはよーく分かってます。。。

まぁ、誰もがそう思っているでしょうが、ピンピンコロリが理想なので、ある程度の節制はしようと気をつけ始めました。

たとえば、卵は良いとか悪いとか賛否両論の意見を聞きますが、「1日1個は食べ過ぎ! 特に摂らなくても食品に含まれていることが多いので、積極的に食べるのはやめて」、と医者に言われたので、今は控えるようにしています。

なお、少量のお酒は善玉コレステロールを増やしますが、毎日飲むのは肝臓に負担をかけてしまうことになるため、やっぱり休肝日が必要なようです。それも、連続2日間は飲まない日を作った方がいいそうですよ。

けど、まぁ週に5日は飲めるので、それもヨシとしましょう(・∀・)

脂質異常症の原因でもあるコレステロール

総コレステロールが高いのも、もちろん良くないことですが、悪玉であるLDLコレステロール値が高いことが、心血管リスクにつながるということで重要視されるようになってきています。

なので、LDLコレステロール値を下げて、HDLコレステロール値を上げる、というのが、いちばんの数値目標ですね。

脂質異常症の診断基準(空腹時採血) by.日本動脈硬化学会

  • LDL コレステロール血症 140mg/以上
  • HDL コレステロール血症  40mg/未満
  • 高トリグリセライド血症 150mg/以上

異常症の数値となってしまったら、3~6ヶ月ほど生活習慣の改善を試みて、再検査を受けてみます。そこで改善がみられるなら継続、みられなければ投薬治療となってしまいます。

薬に頼ることなく何とか正常値に戻そうと、効果のありそうな食品や食材をピックアップしているので、こちらも参考に~

>> 中性脂肪を減らすには?
>> LDLコレステロールを下げる食事

脂質異常症の原因は遺伝も関係する

家族性高コレステロール血症(家族性脂質異常症)と言って、先天的な遺伝による病気である脂質異常症もあります。

片親から受け継ぐ場合(500人に1人くらいの割合)と、両親から受け継ぐ場合(100万人に1人くらい)があるそうです。

極端に高い数値が出てしまうようであれば、生活習慣を変えるだけでは足りず、運動療法や投薬治療になる場合が多いようです。

これは病院で診断されるものですが、残念ながら完全な治療回復が難しいといわれています。

病気とまで診断されなくても、両親が脂質異常症だと少しは受け継いでしまうかも知れません。逆に、自分がそうだと子どもに遺伝してしまうかも知れない、ってことです。

家族ぐるみでバランスの良い食事や運動をするなど、やっぱり生活習慣には気を配りたいものですね。

まとめ

脂質異常症を放置しておくと、動脈硬化が早く進むこととなります。今まで何もやってこなかったけど、ホントはとっても怖い危険因子なんですよね。

コレステロールも中性脂肪も両方高い私の場合、ちゃんとした食事療法をされるとなると、これだけの項目に制限ができてしまいます。

  • エネルギー量の制限
  • コレステロールを多く含む食品の制限
  • 食物繊維の摂取をふやす
  • 多価不飽和脂肪酸>飽和脂肪酸の摂取比率を上げる
  • 甘い食品(糖分)の制限
  • アルコール類の制限

そうならないように、ある程度の自重をして、夏には数値を落としたいと思ってます!