インフルエンザの予防接種を受けていても、まれに通常の風邪やインフルエンザにかかってしまうことがあります。
たとえば働き盛りのサラリーマンなら、早く仕事に復帰しないと、査定にも響き、病気になったことで出世も遅れてしまうかもしれないという強迫観念が芽生えてしまうかも知れません。

何日も寝込まないために、インフルエンザになってしまった際に、少しでも早く治すために自力でできることってあるのでしょうか? また、治りやすくしてくれる食べ物ってあるのでしょうか。
インフルエンザを早く治す方法
予防接種のおかげで、病気にならずに済む可能性が上がりますので、もちろん、予防接種自体はかなり有効な手段です。
しかし、100%予防できるものではありませんから、インフルエンザにかかってしまったら、早く治療して元気になって元の状態に戻ることが大切です。
ダウンしてしまったら、とことん寝ましょう! 休めたからと言ってうっかりゲームなどにハマっていると、治るものも治りません。
さらに、自分が主にいる部屋は、湿度を50%に保つようにします。加湿器があればそれを使うと万全ですが、なければフェイスタオルを水滴が垂れない程度に濡らし、部屋の中にかけておきます。
今は100均でも紙の加湿フィルター(ナチュラルエコ加湿フィルター)が買えますので、部屋のあちこちに水を入れたコップを置き、そこに挿しておいても効果的ですよ。
ただし、ちゃんと湿温度計を置いて、加湿具合を調整してくださいね。
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そもそも、自分がインフルエンザにかかってしまったのか、よくわからない場合は、風邪の症状でも38度以上の高熱になっているのかどうかでわかることがあります。
そんなときは家にいないで、すぐに病院で医師に診察してもらいましょう。
インフルエンザを自力で治すのは可能?
インフルエンザを早期に自力で治療するには、他にどうすればいいのでしょうか?
まずは、「抗インフルエンザウイルス薬」と呼ばれている医薬品を医師に処方してもらいます。タミフルやリレンザという薬が有名ですが、服用すれば発熱期間が2日ほど短くなり回復が早くなります。
つまり、インフルエンザの症状の改善も早くなります。しんどくても病院へ行き、薬をもらうことを第一に考えましょう。
では、薬以外では何かできることはないでしょうか?
まずは、栄養のある食事をしっかりと食べることです。体が衰弱していますが、食べ物は消化のよいものをよく噛んで食べることです。
そして、室内は適度な湿度を保ち、加湿器または濡れタオルを使ってください。
医師から処方された薬がない場合は、漢方薬などで抗ウイスル薬と同等の症状を改善できる効果のあるものが市販されていますので、病院へ行けないときは市販の薬に頼るとよいでしょう。
インフルエンザを治す食べ物とは?
インフルエンザを早く治したいと思ったら、いつも食べている食事を少し工夫することで、より効果的に症状を改善し回復へ向かわせることができます。
また、家族と一緒に過ごしている人は、家族もインフルエンザに感染することがあります。これは要注意です。マスクや手洗いの実行は忘れないでください。
インフルエンザの時には、水分補給をしっかり行いましょう。高熱で喉が渇き、体内の水分が不足します。そんなときは、スポーツドリンクがオススメです。
食欲がないときの食べ物は、ヨーグルトが一番です。体に摂り入れやすく、無理に食べる必要がないからです。その後、体調が回復してきたら、うどんやおかゆを食べていけばいいでしょう。
また、玉ねぎの殺菌作用と抗ウイルス作用も強力です。うどんやおかゆに玉ねぎを加えて食べるとより回復が早まります。
まとめ
実際にインフルエンザにかかってしまうと、とにかく身体がだるいし、節々は痛いし、頭はガンガンするし、中から熱さがこみ上げてくるし、声も出したくないし、要は寝るのがいちばんラク!という状態になるんですよね。(個人差はあるでしょうが)
ワラにもすがる気持ちで、早く治したい!と思っても、実際には寝て薬を飲んでの繰り返ししかできないことも。
やはり、かからないのがイチバンなので、今年は加湿を徹底しようと思ってます!