「これ!ひとつだけ!」で話題を呼び、オールインワンゲルのパイオニアになったのが、某ドクターズコスメのオールインワンゲルですが、その後も無数にオールインワンタイプの化粧品が発売されていますね。

スキンケアの時間すら惜しいときには大変重宝するものではありますが、乾燥肌の人が使ってもちゃんと潤うのでしょうか?
オールインワンって乾燥する?
量産されていていつでもどこで買えるようにするためにも、そのゲルのドロリとした感触とプルプルした使用感を生みだすためにも、どうしても石油系の成分を使わなければいけません。
その商品にジメチコンやカルボマーなどと書いてあったら、石油系の安くて大量生産が可能な成分でその感触を作り出していると知っておきましょう。
それらの成分が全部お肌に悪いという訳ではありませんが、疲れたお肌や乾燥しすぎているお肌をケアするにはイマイチ役不足なところは否めませんし、人によっては乾燥がより進む可能性もあります。
さらに、現在の保湿化粧品でもっともメジャーに使われている成分であるヒアルロン酸ですが、その名が多くの人に知られるようになってから結構時間が経っている気もしますが、実際にはわずか30年足らずと言う成分です。
ヒアルロン酸の保湿力は、1gのヒアルロン酸で6リットルの水を保水することができるとされていますが、それほどの成分が入っているにもかかわらず、潤わない人もいます。
オールインワンを使ったから乾燥するというわけではなく、オールインワンだけでは潤わない肌もある、という言い方をした方が正しいかも。
そんな場合は、乾燥が気になる部分へ重ね塗りをしたり、時間を置いてもう一度塗ってみたりと、量でなんとかなるケースもあります。
どうも効果がイマイチというなら、まずは量を増やしてみてください。
乾燥肌の化粧品としてオールインワンは避けた方がいい?
けっこうな乾燥肌の人は、やはりそれだけでは乾きがちで、保湿力の高い化粧水や美容液と合わせることで理想的な潤いを実感できているんじゃないかと思います。
これ一つ!と言われるものの、乾燥肌さんには実際には完全にそれひとつで全て補える商品ではないと言うのがこれまでの結論でした。
ただ、特にトラブルを持たない人に対しては、いろんな手順をすべて省略してのコレ一つなので、スキンケアの世界に確実に時短を定着させた偉業は称賛に値します。
乾燥肌を克服したら、どんなオールインワンでも十分に使えるものだと言えるでしょうが、ちょっと突っ張るとか、あまり潤わないというなら、使用量を変えることで解決することもあります。
業界でももっと潤いが持続するオールインワンゲルを目指して、お肌にピッタリと定着して潤いを逃がさない効果と、そこにさらに潤いを補給する効果を持つ商品の開発が進められています。
既存のもので満足していないなら、次に挙げるオールインワンをチェックしてみるといいかも。
オールインワンなのに乾燥肌が潤うもの見つけた!
そんな理想的な効能を実現させて、最近人気を博しているオールインワンゲルがあります。
古来より伝統食品として食されてきたスイゼンジノリという海藻類から抽出した保湿成分を使って作られた、オールインワンゲルのサクラムアルジェです。
このオールインワンゲルは、今もゆるぎない保湿成分として人気のヒアルロン酸の約10倍もの保水力を持つ成分とされるサクランをスイゼンジノリから発見し、抽出することに成功した商品です。
今までいろんなオールインワン化粧品を渡り歩いてきた猛者だとしても、このサクラムアルジェの前に立ちはだかることはできないでしょう。
現在多くの化粧品に推奨されている効果の一つに、成分のナノ化というのがありますが、このナノ化をすることで確かに有効成分がお肌に浸透しやすく、かつ有効的に働いてくれるのです。
しかし、それが原因で体質や肌質が変わってしまったり、アレルギーの発生の原因にもなっていることもあり、世界で見てみるとあまり推奨されない技術でもあります。
そんな側面もあり、このサクラムアルジェはあえてサクランをナノ化することなく、お肌の表面に密着させて留めることにより、お肌の水分の蒸発を防ぎつつお肌に常に潤いを与え続けると言う効能を生みだしているのです。
オールインワンでは肌が乾く、でもあの手軽さは魅力、ということでオールインワンゲル難民となっている方は、ぜひお試ししてみるといいと思いますよ。
まとめ
たとえば、夏場に汗をかいてうっかり拭き取ってしまったとしても、サクランの成分はお肌の奥深く浸透するので、乾燥しがちになっていたお肌に継続的に潤いを保てるようになっています。
乾燥が進むこれからの季節に、どれほどの潤い肌をキープしてくれるのか、ちょっと楽しみでもあります(*^-^)