鏡に映った自分の顔に、思わず絶句した経験はありませんか?
特に最近はたくさん水を飲むと良い、ということが言われているせいで、身体のバランス次第では顔にむくみが見られるということもあるんですよね。

そんな時は、即席でできちゃうリンパマッサージを使って、自分でむくんだ顔をすっきり元の状態に戻すクセをつけましょう!
リンパマッサージとは?
今では沢山の本やDVD、動画などでも知ることができる一般的なマッサージの方法です。
リンパというのを大まかに説明すると、リンパ管、リンパ液、リンパ節とあり、リンパ管とは血管のように全身に張り巡らされた管です。
その中を通るのがリンパ液で、これは血液がろ過された体液なのですが、老廃物などが多く入っています。
そしてリンパ節とはリンパ管どうしを節々でつなぎ、すべてをまとめて排泄する場所への中継点として存在しているものです。
リンパ管を下水道と置き換えてみると、リンパ液が汚水、リンパ節は下水処理施設というような関係になっています。
そのことから、リンパの流れを良くする=体の中をきれいにするということになります。
リンパ管のつまりをマッサージでよりスムーズな状態にしてあげると、そこで滞っているリンパ液がきれいに流れるようになり、むくみやくすみが軽減するという仕組みなのです。
リンパマッサージで顔への効果は?
リンパは血液のように常に流されているわけではありませんので、動かさずにいると停滞してしまいます。
フェイシャルマッサージの場合、お顔のリンパの流れやリンパ節の場所をよく知ってからマッサージを行いましょう。
また、最後に鎖骨の部分のリンパ管をよく流しておくと、さらに効果がアップします。

左側がマッサージ後です。マッサージ前の右側と比べて、輪郭がスッキリしてますよね。やった直後はこれくらいの差が出ますが、残念ながら時間が経つにつれて少しずつ戻ってしまいますw
なので、習慣化させる必要があるんですよね~(;・∀・)
マッサージというとぐいぐいとほぐす、力強いものをイメージしますが、リンパマッサージはほどよい力加減でリズミカルに繰り返して行うだけでOKです。
エステサロンなどでリンパの施術を受けてみると、とても気持ちが良くリラックスできますが、自分でやってみても終わったときにはちょっぴりシャキッとなるんです♪
初めてでもその効果は体感できるので、ぜひやってみてください。
リンパマッサージのやり方 顔の場合
まず、普通に洗顔します。化粧水で整えた後、滑りのよいマッサージクリームやオイルを顔に伸ばします。ほどよいヌルヌルな感じでリンパマッサージをします。
少なすぎるとシワの原因になりますし、多すぎるとやりづらいので、ひっかかりがなく滑らせることができる量を使いましょう。
まず、あごの下のたるみなどが気になる場合は、口の下から両手で左右の耳の前のリンパ球にたるみを押し流すような気持で持っていきます。
こめかみにはリンパ球があるので、そこに向かって押し流すようにしてください。こめかみを軽くプッシュし、輪郭に沿って鎖骨まで滑らせます。
この、こめかみプッシュ ⇒ 鎖骨に流す、の一連の動作が、毎回の締めとなります。
目の下のクマになりやすい場所を、目頭から目尻に沿って優しくなで、こめかみプッシュ ⇒ 鎖骨へ流します。
ほうれい線の辺りが気になる場合は、ヤッホーと口に手を添えるような形をとり、そのまま頬を通って輪郭まで流し、こめかみ ⇒ 鎖骨へ。
最後にもういちど、こめかみから首筋に沿って鎖骨のくぼみに向かって押し流して終わりです。
これが1分でできる超簡単リンパマッサージです。たったこれだけでも、かなりスッキリした状態になっているのではないでしょうか?
マッサージ前と後で口の開きを比べてみたり、目の大きさをみてみると、その違いがわかると思います。
ちなみに、終了後に再度洗顔をする必要はありませんが、ベタつきが気になるなら化粧水で拭き取って、いつものお手入れをしてください。
まとめ
もっと本格的にやろうと思うなら、下記の書籍がおすすめです。
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時間があるときは30分くらいかけてじっくり行い、時間がないときは1分マッサージなどというように習慣づけるといいことがあります(*^-^)
私は今では、腕や足、ウエストやヒップまでセルフマッサージできるようになりました。続けているうちに、ずいぶんと変化してくるので、やってて楽しいのです♪