口内炎って、あっという間にできてしまって、なかなか治らないやっかいな症状です。いったんできてしまうと、食べ物も制限されるし何かと染みるし、ホント憂鬱です・・・

そんな口内炎をできにくくするために、できる原因と治りにくい原因を知り、口内炎になりやすい食べ物を知っておけば、ある程度の対処はできますよね~
口内炎ができやすい原因とは?
口内炎がしょっちゅうできる人の主な原因は、圧倒的にビタミン不足です。ビタミンB群の中でも、特にビタミンB6・B2・B12などの摂取を心掛けてください。
ですが、ビタミンBが多く含まれているとされる食材が苦手だったり、なかなか効率よく摂取できなかったりする人も中にはいることでしょう。
そのような場合、毎日摂取するにはマルチビタミンなどのビタミン剤を摂ることをおすすめします。
また、口の中を噛んでしまって、そこが口内炎になる人もいます。普段は大丈夫なのに、疲れていたり不摂生で、いわゆる口の中がむくんでいる状態だと、噛みやすくなります。
そのお疲れ状態を、一刻も早くリラックス状態に戻す努力をしてください。
さらに、口内炎はお肌の上で起きた痛みを伴う湿疹のようなものと仮定すると、コラーゲンの摂取と、皮膚再生時間である夜10時~午前2時頃の確実な睡眠をする必要も考えられます。
口内炎用の薬もいろいろありますが、薬を塗らなくても口内環境が悪くなければ、早い人は一週間程度で治ります。
虫歯の治療中や虫歯を放置している人は口内炎になりやすいので、口内環境を良くするところから始めましょう。
口唇ヘルペスなど、人から人へ感染するウィルスが入ってきた場合も、口内炎になる確率が非常に高まります。
殺菌や消毒をしていない不潔な指先を口に入れたりすると、普段は口の中にいない雑菌が繁殖して口内炎を起こしてしまう可能性もあります。
できやすいと自覚しているなら、普段からうがいや手洗いはキチンと行うようにして未然に防ぎましょう。
口内炎がなかなか治らない原因ってなに?
口内炎が中々直らない人の特徴のひとつとして、よく口を開けていることが挙げられます。
出っ歯などで口を閉めにくい環境に合ったり、喋りっぱなしでいる人にその傾向が見受けられます。さらに、口を開けて眠っている人も同様です。
口を開けっ放しの状態が続くと、いわゆるドライマウス状態になります。これは、口の中が乾燥してネバつき、細菌の発生と活動が活発になっている状況なのです。
治りが悪い場合は、ドライマウスも疑ってください。ヒドいと感じるなら、かかりつけの歯科医に相談してみましょう。
また、ビタミン不足や寝不足も治らない要因の一つになっています。お肌のスキンケアでも睡眠不足は美肌の敵!と称されていますが、口の中でも同じことがいえるのです。
バランスの良い栄養を摂り、十分な睡眠を心掛けるようにしましょう。
口内炎の原因になる食べ物ってあるの?
口内炎の原因になる食べ物として、たんぱく質を分解する酵素の多く入っている果物を摂り過ぎると起こることがあるとされています。
パイナップルやキウイなどを食べすぎると、口の中がヒリヒリすることがありますが、そのヒリヒリは口内の粘膜が分解されてしまい起こった炎症です。
その炎症に雑菌や細菌が繁殖すると、口内炎になりやすいのです。
例えば、魚の骨が刺さった所から雑菌が入って炎症を起こす場合もあります。骨を取りきったと思っても、中には小さな骨が入ったままのということもあるのです。
焼き魚などを食べる際には、そういった小骨にも注意して食べ、将来の口内炎を防ぐように気をつけましょう。
しかし、これもまた口内環境が悪いと引き起こされる症状なので、口内が健康ならそういった食べ物をとっても何も起こりませんよ。食べ物のせいではなく、自分の不摂生のせいだと自覚してください。
まとめ
口の中を噛んだとき、あれ?太ったかな?、と思うのは早計で、実はむくんでいるんですよね。睡眠不足や不摂生を続けると、てきめんに出るので分かりやすいと思います。
口内炎ができたら、ヒマを見つけては塩うがいをし、睡眠をしっかり取って、ジャンクフードはやめるようにしましょう。
また、ケナログという軟膏が常備薬として欠かせない私ですが、これを使う場合にもコツがあるって知っていますか?
最初にティッシュを口内炎に当て、唾液を吸い取ります。その後、小さく切って四つ折りくらいにしたガーゼにケナログを塗って、口内炎にくっつけます。30分くらいしたら外します。
このやり方を歯医者で教わって実行したところ、いつもより早く治るようになりました。ぜひお試しあれ♪